オメガ3脂肪酸とドライアイ症候群についての報告

2018年08月29日

オメガ酸脂肪酸とオイル

オメガ3脂肪酸の栄養素は食べ物では魚に含まれるEPAやDHA、植物性で知られるえごま油、亜麻仁油などの食品に多く含まれることが知られています。

そのオメガ3脂肪酸を体内に豊富に取り入れることは、ドライアイ症候群にの予防にもつながる可能性もあるようです。

ドライアイ症候群の症状について:
近年ドライアイ症候群の対応に迫られる人の数は、世界的に多いことが発表されているようです。
ドライアイはその文字のとおり、目が乾燥している状態のことを示していますが、実際にドライアイの症状が出ている場合においては、目だけではなく体内の他の部分も水分や油分が不足し、乾燥している可能性が示唆されているようです。

オメガ3脂肪酸とドライアイについての調査報告:
2016年に発表された研究報告によると、平均年齢が57歳のトライアイ症候群と診断された105名の男女が無作為にオメガ酸脂肪酸を割り付けられた二重盲検法を用いた12週間にわたる調査において、偽粒を意味するプラセボ粒を摂取したグループと比較した場合に、OSDIというドライアイの自覚症状の頻度のみを扱う問診においては、オメガ酸脂肪酸を摂取したグループの方が、ドライアイの症状から離れた数値が結果として導き出されたことが報告されていました。
ちなみにオメガ酸脂肪酸を摂取したグループが受け取った一日の総合摂取量は、1,680mgのEPAに加えて560mgのDHA成分が含まれていたいわゆるオメガ3脂肪酸のフィッシュオイル入り粒を用いて行われた調査でした。

ドライアイの症状や症候群については、今回報告されている事例以外にもさまざまな同様のオメガ3脂肪酸フィッシュオイルを使用して行われた調査報告を見つけることができます。
ドライアイの症状はコンタクトレンズを使用している人において、特に症状として現れやすいことも同時に報告されているようです。
今回の調査に使用されたオメガ酸脂肪酸の1日における摂取量の合計は2グラム今日のフィッシュオイルでしたが、他の調査報告の事例を見ていると1日の摂取量が5~9グラム使用された例も少なくありませんでした。
通常の予防レベルでEPAやDHAのフィッシュオイルを摂取する場合には、1日に2g程度でも効果的であると報じられる場合も少なくないようです。
オメガ3脂肪酸は抗炎症のメカニズムが働いていることが数多く報告されていることからも、私たち日本人のように昔から他のどの国と比較した場合においても、魚を長年にわたり多く食べてきた人種にとっては身近な報告ともいえますし、歓迎したい内容ではないでしょうか。

 

参考にした文献:

Epitropoulos AT et. effect of oral re-ester field omega3 nutritional supplementation on dry eyes.

Carnea 2016;35:1185ー1191

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