甲状腺セルフチェックと女性ホルモン
女性のホルモンの乱れと甲状腺のつながりは深く2,500万人もの女性が甲状腺ホルモンの問題と向き合うアメリカ。
その中で、自らも甲状腺がんの経験を持つ医師による一般的にわかりにくいと言われる甲状腺を知る10のサインを公開されていますのでご紹介します。
日本でも多いといわれながらも、発見されにくい甲状腺関連の疾患ですが、2500万人の女性が甲状腺ホルモンの問題で辛い生活を送り、その90%は甲状腺のバランスの崩れによるものとも報じられています。
アメリカでは、日本のように国民皆保険のインフラが進まず、医療費が高い上に、保険も高いために予防を訴え、具体的な方法まで公開してくれる専門家が多く存在します。
自らがホルモンの乱れと甲状腺がんを経験し、世界的に書籍も販売されているエミー・マイヤー医学博士は甲状腺機能に関わる10のサインを知ることはセルフチェックにつながることからも、情報を公開してくれています。
更なる詳細は近日発売される彼女の書籍であるThe Thyroid connectionに記載されるようですが、一般的にわかりにくい症状である甲状腺に関わる10のサインを知ることは予防と早期発見に欠かせないためにご紹介します。
マイヤー博士曰く、多くの医師は忙しさから患者の症状を聞くのに十分な時間が確保できていない上、甲状腺ホルモンはわかりにくく、検査もTSHとT4の2種類しか行なわれていないことも多く、発見が把握されにくくなっているとのことです。
また一般的に私たちも甲状腺にの知識も少なく、直接のどのまわりの違和感を感じることよりも身体全体の日頃の疲労感や慢性的な違和感で一時的な女性ホルモンの乱れなどで澄ませがちなために、甲状腺自体が疑われることは少ないといえるのではないでしょうか。
甲状腺を疑うセルフチェックの10のサイン:
1 8~10時間寝たり昼寝をしても疲れがとれにくい。
2 体重増加、又は何をしてもなかなか痩せない。
3 感情がぶれやすい、心配や不安、うつ。
4 PMS、女性の毎月の生理周期が乱れがち、不妊症。
5 関節炎、関節痛、手首足首に違和感。
6 手足が冷たく感じる、基礎体温が36度前後と低め。
7 乾燥肌、肌荒れ、爪が弱い、紙が多く抜けたり細い。
8 便秘
9 脳にキリがかかっているよう、集中力や記憶力の低下。
10 首に晴れ、いびき、かすれ声。
上記でわかるように、日本でも上記の症状の多くは一般的に起こりがちなことといえます。
特に、女性においてはごく一般的な症状とも言えそうです。
そのため、甲状腺疾患による症状なのか、もしくは一般的な不調によるものなのかはわかりづらいところかもしれません。
ですが、原因不明で上記の症状が続く、もしくはどんどん悪化するということがあれば、甲状腺を疑ってみるのも一つの方法と言えそうです。
では、なぜ女性だけに甲状腺の不調が多いと報告されているのでしょうか?
女性に甲状腺不調が多いのはなぜ?
甲状腺の不調は男性にも報告されていますが、女性に多いのは、女性特有のエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモンの変化、生理、出産、更年期などライフステージが背景にあることが起因していることが多そうです。
女性ホルモンの変化によって、主に体温、睡眠、食欲、気分、むくみ、代謝などにも影響を受けているとされています。
上記の症状例にもわかるように、多くの場合はなんとなく不調につながっているということも少なくなさそうです。
では、そのような場合、何をどうすれば良いとされているのでしょうか?
生活習慣や食習慣での見直しのポイント?
甲状腺の健康について、意識しておきたいポイントがいくつか報告されています。
少なくともアメリカでは、食事の中のたんぱく質が大きな役割を担っていることが報告されています。
ただし、日本の場合は食事の内容も大きく異なりますので、たんぱく質という限られた栄養素の中では、アレルギー体質でなければ下記のような食材はおすすめといえるかもしれません。
魚、豆類、大豆関連食材でも特に消化されやすい発酵された大豆、卵など。
お腹の調子と向き合いながら腸内環境を整える
また食生活の中で特におすすめしておきたいのが、お腹の調子としっかりと向き合うことがおすすめです。
特に食事で留意しておきたいのは、食物繊維を食事に取り入れること、
食物繊維の説明: https://www.interphoenix.com/category/fiber.shtml
また、日ごろから食事の中に発酵食品を入れたり、よく噛んで食べることもおすすめです。
そのほかにも、消化や吸収がされにくく、臓器の負担になりやすいと言われている添加物や加工食品類については、甲状腺の不調時は制限するのもおすすめと言われています。
それと、ちょっとしたことですが、カフェインは睡眠にも影響しますので、飲んだり食べたりする場合には、できればお昼1時頃までに済ませることがおすすめとされています。
今日ご紹介したマイヤー博士は今までに甲状腺に関する本を出してこられ、ブログ等を通しても甲状腺に関わる多くの情報を公開してくれています。
日々の生活でできる甲状腺におすすめの改善方法も公開されていますので、近日中にご紹介したいと思います。
甲状腺についての情報は、関連記事からもご確認いただけます。
もっと甲状腺について知りたいという場合は、ぜひ関連記事などもご覧いただき参考にしていただきたいと思います。
ソース:
エミー・マイヤー医学博士のブログ(英語)
2016年5月10日付 10 signs you have a thyroid problem アクセスした日:2016年6月13日
更新日:2026年6月9日
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