人間の健康に不可欠なおすすめの天然の抗生物質

2021年12月16日

天然ハーブエキスと健康

天然の抗生物質が重宝される季節があるのをご存知でしょうか?
近年、日本人の多くは季節を問わずマスクとうがい、手洗いを遂行していますが、これからの時期は風邪やインフルエンザなども流行する可能性があり、ウイルスも予断を許さない状況です。

ご存じのとおり、病院で処方される抗生物質は、病原菌だけでなく体内の体に良い影響を与える微生物までも殺して排出することでも知られています。
それにより、かえって病気にかかりやすくなってしまう可能性や、怪我や大病などで本当に抗生物質が必要となった時に効果をもたらさなくなってしまう可能性を考慮しておきたいものです。

そこで、注目されているのが天然の抗生物質です。
天然の抗生物質について詳しく調べてみました。

抗生物質の歴史

始めに抗生物質の歴史についてお伝えします。
抗生物質の生産は、1940年代後半にペニシリンで始まり、新しい有用な製品を発見することがますます困難になった1980年代ごろまで大成功を収めました。
一方、50年以上にわたり、天然物もまた、感染性細菌や真菌との闘いに役立ってきました。
微生物および植物の二次代謝産物は、医学に革命を起こしました。

新しい病原体は絶えず出現しており、抗生物質によって排除されない細菌も存在します。
製薬会社に代わり、抗生物質に関する取り組みの多くは中小企業、新会社、バイオテクノロジー産業などに委ねられはじめています。

おすすめの天然の抗生物質

感染症を治療するための天然の抗生物質には、どのようなものがあるのでしょうか?
いくつかの代表的な成分をお伝えします。

-オレガノオイル

オレガノ油は、病原性細菌に対して強い有効性があることで知られています。
研究の結果、抗生物質の感受性に関係なく、創傷関連感染症の治療のための抗生物質の代替としてオレガノ油の可能性が示されています。

-グレープフルーツシードエキス

グレープフルーツシードエキス(GSE)は、非常に低濃度であっても好ましい抗菌効果を示す天然由来の抗菌物質であるということがわかっています。
少量を他の材料と混合することによって、院内感染を予防または軽減するためなどに使用できる天然物質とも言われています。

-クルクミン

クルクミンに含まれる主要なクルクミノイド化合物は、抗菌剤として広範な活性を示しています。
多くの異なる真菌の複製を制限し、細菌やウイルスから身を守ると報告されています。

-エキナセア

エキナセア抽出物は、免疫系を改善し、細菌感染によって引き起こされる呼吸器症状を治療するために創傷治癒として伝統的に使用されてきました。
現在でも、エキナセア植物製剤(ファミリーアステラセ)は、一般的な風邪のためにヨーロッパと北米で広く使用されています。

まとめ

近年、処方される抗生物質が、身体の良い菌までをも殺してしまうことがわかり、現在では天然の抗生物質が非常に重宝されています。
代表的なものは、オレガノオイル、グレープフルーツシードエキス、クルクミン、エキナセアなどが良く知られているところです。
天然の抗生物質は病院の薬とは異なり、症状や年齢にかかわらず飲むことができますので、気楽な気持ちで使用することが可能となります。
ただし、持病をお持ちの方や小さなお子様、妊娠中の方などは、ご使用の際には医師にご相談の上お試しいただくことがおすすめです。

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参考文献

Adaptogens for Cold, Flu, and “Pandemic Season”


https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19291695/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30344513/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33477436/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24877064/
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29749084/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24554461/

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