魚に含まれる不飽和脂肪酸のDHAやEPA
2012年06月12日
6月11日に掲載された朝日新聞の記事によれば、魚を多く食べることで肝臓がんのリスクが減ることが大規模調査の結果、判明したというものです。
おこなわれた研究についての調査については、国立がんセンターがが1995年から2006年の間の11年間に、大阪や長崎など9つの府県に住む男女合わせた約90,000人を対象に行われたものということでした。
同調査が実施された年齢層については、40~69歳の人々を対象に追跡調査がなされたようです。
調査の結果、イワシやサバに多く含まれているドコサヘキサエン酸(DHA)やEPAをはじめとする不飽和脂肪酸のオメガ3系の必須脂肪酸フィッシュオイルを含む魚をもっとも多く食べたグループは一番少ないグループと比較した場合に、炎症と大きく関係している肝臓がんになるリスクが約3分の2に下がっていたという結論に至ったということでした。
今回の調査の結論として、炎症を防ぐ作用がある不飽和脂肪酸は、慢性肝炎の炎症を抑え、肝がんになりにくくしている可能性があると報告されたものです。
情報源:
2012年6月11日発行
朝日新聞朝刊の記事より。
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