• カート
  • MENU
  • 商品一覧
  • お気に入りリスト

花粉・ハウスダスト・食物アレルギーに負けないカラダをつくる、やさしい食生活のすすめ

2025年08月04日

allergy-resistant_body

くしゃみや鼻水、目のかゆみ、そして肌荒れなど、毎年、花粉やハウスダストに悩まされる方も多いのではないでしょうか?

アレルギーの症状は人それぞれで、年齢や体質によっても大きく違います。

薬や掃除、マスクなど、さまざまな対策がありますが、実は近年、「食事」がアレルギー体質の改善に役立つという研究が注目されています。

毎日の食事がアレルギーにどう影響するのか、そしてどんな食べ物を意識すればいいのかを探ります。

アレルギーの仕組みとは?

アレルギーとは、本来なら無害な物質(アレルゲン)に対して、体が過剰に反応してしまう状態です。

原因には花粉、ダニ、ハウスダスト、ペットの毛、さらには卵や小麦、ナッツなどの食べ物も挙げられます。

その症状は、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、皮膚のかゆみやただれ、呼吸困難など多岐にわたります。

体の中では、アレルゲンに反応して「ヒスタミン」などの化学物質が放出され、炎症やかゆみなどの症状を引き起こします。

ここで大切なのが、体内の炎症と免疫バランスと考えられています。

この2つが乱れると、アレルギー反応が悪化しやすい状態となるようです。

食事でアレルギー体質を変えられる?

最近では、腸内環境とアレルギーの関係が注目されています。

人の免疫細胞の約7割は腸に存在していて、腸内環境が乱れると免疫の働きにも影響が出ることがわかっています。

その結果、アレルギー反応が起こりやすくなると考えられています。

つまり、腸にやさしく、炎症を抑える食事を心がけることが、アレルギーを軽減する第一歩なのです。

アレルギーにやさしい食材とは

以下の食材は体に良いとされるおすすめの食品ですが、特にアレルギーを持つ人にはぜひ積極的に摂っていただきたい食品です。

-発酵食品(プロバイオティクス

ヨーグルトや味噌、キムチ、ぬか漬けなどの発酵食品は、腸内の善玉菌を増やし、腸の調子を整えるサポートをしてくれます。

-食物繊維が豊富な野菜・穀物

ごぼう、ブロッコリー、オートミール、バナナなどに含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになります。
毎日の食事に取り入れることで、自然と腸が元気になります。

オメガ3脂肪酸

青魚(サバ・イワシ・サンマなど)に多く含まれるEPADHAには、体の炎症を抑える働きがあります。
週2~3回の魚料理がおすすめです。また、チアシードやクルミもよい脂質源で知られています。

-抗酸化ビタミン

ビタミンCビタミンEポリフェノールなどの成分には、細胞の酸化ストレスを防ぐ働きがあります。
野菜や果物、ナッツ類をバランスよく摂ることで、アレルギーの悪化を防ぐ助けになります。

-短鎖脂肪酸(ラクサン菌)など
アレルギー反応をする食べ物を食べた時に、多少でもバンドエイドやクッション材のような役割になるとのことから、知る人ぞ知る探査脂肪酸です。

アレルギーの人が避けたい食べ物

反対に、アレルギー症状を悪化させやすいとされる食べ物もあります。

-トランス脂肪酸
マーガリン、スナック菓子、ファストフードなどに多く含まれ、炎症を悪化させやすい脂質です。
欧米諸国の多くの国では、随分前からトランス脂肪酸は規制されていますが、日本では表示義務も無いため、多くのスナック類やデザートなどの食品に含有された状態が続いています。
そのために、例えですが、日本のカップ麺は美味しくインバウンドでも人気ですが、日本から輸出できない食品群の1つになっています。

-精製された糖質
白砂糖や白パン、ケーキなどは血糖値を急激に上げ、腸内の悪玉菌の増加にもつながります。
甘いものを食べるときは、フルーツや少量の黒糖などを選ぶのもひとつの工夫です。
ただし、白い砂糖は化学合成された異質な糖類よりは、腸内での炎症が緩やかなことでも知られています。

食事を変えれば、体も変わる

アレルギーを完全に治すのは難しいかもしれません。

しかし、体の中から整えることは、誰にでもできます。そしてそれには、毎日の食事が肝心です。

納豆を朝ごはんに加えてみる、おやつを果物やヨーグルト、ナッツ類などに置き換えてみる、週に2回は青魚を食べる、といったような小さな一歩からでも、体は確実に変わっていきます。

アレルギーに悩んでいる方にとって、「何を食べるか」は毎日を左右する大きなカギになります。

体に合った食材を見つけて、無理なく、おいしく取り入れていくことが何より大切です。

食事は、体と心を整える大切な手段です。

今日の一食から、アレルギーにやさしい暮らしを始めてみませんか?

関連する記事:
アレルギーや呼吸器感染症予防と報告のビタミンDは救世主となるか?
子供のアレルギー性鼻炎とプロバイオティクス
腸を守りアレルギーを避ける酪酸菌を増やす方法

お問い合わせはこちらから

042-736-5787

受付時間 am9:00-pm5:00/土・日・祝日除く

メールで問い合わせる

引用文献:
Controlling Your Allergies: How to take control of asthma, hay fever, food allergies, and other allergic conditions

オンラインショップ

新しい容器ラベルとロゴに変更