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フィッシュオイルのオメガ3脂肪酸はアトピーやにきびにも?

2022年10月21日

ビタミンDとオメガ酸

フィッシュオイルは、サバやイワシなどの青魚に多く含まれるオイルで、オメガ3脂肪酸を豊富に含んでいます。
いくつかの研究では、フィッシュオイルが皮膚の健康維持に役立つ可能性があることが示唆されています。
オメガ3脂肪酸は体内で合成できないため、食事から摂取する必要がある重要な多価不飽和脂肪酸です。

また、オメガ3と皮膚の炎症との関連性についても研究が進んでおり、健康維持との関係を探る手がかりとなっています。
フィッシュオイルのオメガ3脂肪酸について深堀りして行きましょう。

フィッシュオイルは肌に良い!?

オメガ3を豊富に含むフィッシュオイルが、皮膚の全体的な健康をサポートするのに役立つことが報告されています。

具体的に、フィッシュオイルは次のような利点があることが報告されています。
-肌の恒常性の維持

-バリア機能の改善

-紫外線による炎症の抑制

-皮膚治癒の促進

これらの利点は、魚由来のフィッシュオイルに含まれるEPAで知られているエイコサペンタエン酸(EPA) と、DHAのドコサヘキサエン酸 (DHA) の成分によるものであると考えられています。

乾燥肌と湿疹(アトピー性皮膚炎)

肌のかゆみを引き起こし、肌を荒れさせることで知られる肌の湿疹やアトピー性皮膚炎は、乾燥によってその重症度が左右される場合もあります。

ひどい場合では、皮膚がひび割れて出血することもあって、困っている人の数も多いのではないでしょうか。

2013年の研究結果によると、魚由来のフィッシュオイルに含まれるEPAとDHAの成分が持つは、どちらも炎症をおさえ、皮膚に良い効果をもたらす可能性があるようです。

さらに2015年の動物による研究では、EPAとDHA成分を含むサプリメントの摂取によって、かゆみによる引っかき傷や乾燥を軽減することが研究報告からもわかりました。

これに関連した研究については、現在も日々進められているようです。

にきび

フィッシュオイルのオメガ3は、体内のいろいろな炎症を軽減するのに役立つ可能性があります。

その中で、にきびに対するフィッシュオイルの効果をはかる研究もおこなわれています。

ある比較試験では、オメガ3を10週間摂取したところ、ニキビを大幅に減少させたことが報告されています。

ただし、すべての人に同様の効果があるかは、いまだ研究が続けられているようです。

色素沈着

色素沈着には、紫外線以外にも、ホルモンの変化、加齢、外傷などの原因が考えられます。

フィッシュオイルには、色素沈着を軽減するのに役立つ可能性もあるようます。

オメガ3は、傷の治癒を早める可能性がありますが、これは皮膚の外傷による色素沈着場合にも役立つかもしれません。

DHAはメラニンの生成を阻害することもできるため、紫外線による色素沈着のを軽減する可能性もあります。

日本では、古くから魚を食べる文化が根づいており、魚は私たちの伝統的な食生活に欠かせない存在です。

特に、肌トラブルに悩む方にとっては、アジやサンマ、サバといった青魚に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸を意識的に取り入れることで、理想的な肌状態に近づける可能性があります。

さらに、青魚に含まれるオメガ3には、皮膚の健康だけでなく、全身の健康に良いとされるさまざまな働きがあることが、複数の研究から明らかになっています。

この機会に、関連記事にもぜひ目を通していただき、オメガ3についての理解をより深めるきっかけにしていただければ幸いです。

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引用文献:
Is fish oil good for the skin?

2025年4月15日記事の一部を修正いたしました。

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