EPAやDHAと女性の更年期

2015年05月12日

女性

 

EPADHAオメガ酸フィッシュオイル女性ホルモン:

女性はホルモンの関係で女性ホルモンのエストロゲンレベルが低下し始める閉経時期周辺の3〜5年の期間の閉経期には特に暑くなくても日中や夜にもほてりのような症状で知られるホットフラッシュなど、血管運動症で汗が出る経験をもつ女性が閉経時期と月経停止時期で80%前後存在すると報告されています。

 

以前と比較して近年においては、その対応について選択の広がりやアメリカのように医療費がとても高い国では特に薬以外にも日本で言うところの漢方のような役割が期待できるハーブやエキスを摂取する女性も多く、そのためもあって研究報告も多いようです。

 

またハーブやエキス以外にも日本でも知られるEPAやDHAのオメガ3脂肪酸フィッシュオイルと女性ホルモンや更年期などへの関連性についての報告もあり、期待も高まっている様子がうかがえます。

 

 

オメガ3と女性の更年期:

女性ホルモン関係でも閉経時期の血管運動症状とオメガ酸の組み合わせについての治験に限っては、最近の事例では2つの治験が見つかりました。

 

EPAやDHAのオメガ3脂肪酸を含むフィッシュオイルを1日1.8g(EPAが425mg、DHAが100mg、他のフィッシュオイルが90mgが1粒で一日3回摂取)と他方はオリーブオイルの2つのグループに分かれて12週間にわたって毎日摂取した調査です。

 

対象は女性で40〜62歳、条件は60日以上月経がない、閉経時期中、両方の卵巣摘出済、子宮摘出済の女性で小胞刺激ホルモンレベル値と卵胞ホルモンの値を設定した上で対象になる女性をランダム抽出し、それ以外では普段の活動やヨガやエクササイズをはじめとする運動をいつも通り血管運動の発生頻度と増減が調査の前後に測定し、ほてりの回数やスケール、睡眠の質、うつや不安感などを測定されたものです。

 

12週間後の測定では大きな差が無かったと報じられているものの、知識が豊富な専門家のトリーハドソン博士は以前実施されたEPAやDHAのオメガ酸を利用した女性の閉経時期についての調査はいずれも良い結果がでていたことからも今回の報告で、必ずしも全てにおいて良い結果が出るとは限らないことに加えて、恐らく女性ホルモン変化期や閉経時期のように女性にとって高い感情ストレスが結果を導くカギだった可能性があると伝え、女性の感情的な部分と閉経時期がオメガ3に反応する可能性も伝えています。

 

ちなみに以前行われた2011年の閉経時期や月経停止の女性に8週間にわたって1日2グラムのフィッシュオイル(1g=EPAが840mgとDHAが375mgを含む)とプラセボ(偽粒)の治験では日中や夜のほてりの度合いと頻度が大きく改善され、うつ症状率も改善された結論に達したということです。

 

ハドソン博士曰く、全てではないものの、多くの調査で主なうつ症状の治療にEPAやDHAをはじめとするオメガ3脂肪酸の利用で一定の成功を納めてきたことからも、今回の調査で、より高いうつ症状や不安症と血管運動症状を持つ女性の人数が含まれていれば、結果はまた違っていたことも考えられると説明しています。

 

 

EPAやDHAを食事で補う:

EPAやDHAをはじめとするフィッシュオイルはご存知のように魚に含まれています。

 

焼いたり煮たりすることで熱に弱いオメガ3脂肪酸は失われてしまうこととと、温度や時間の経過による酸化にも敏感なために、理想は新鮮な魚を刺身の状態でいただくことといえます。

 

魚を切ることで、切った部分から酸化が広がることからも、鮮度を保つために食べる前にさばくことが理想ですが、お店で買うときは魚がきれいに刺身上に切られた状態よりも、ブロックの方がオメガ3は多く摂取できるといえます。

 

魚の種類は小魚や青魚であれば環境汚染物質の含有量も少ないために、より安心といえるのではないでしょうか。

 

 

オメガ3とオメガ酸

 

Lucas M, Asselin G, Merette C, et al. Effects of ethyl-eicosapentaenaoic omega-3 fatty acid supplementation on hot flashes and quality of life among middle-aged women: a double-blind, placebo-controlled, randomized clinical trial. Menopause. 2009;16:357-366.

 

Campagnoli C, Abba C, Ambroggio S, et al. Polyunsaturated fatty acids(PUFAs) might reduce hot flushes: an indication from two controlled trials on soy isoflavones alone and with a PUFA supplement. Maturitas. 2005;51:127-134.

 

Freeman M. Hlbbeln J, Silver M, et al. Omega-3 fatty acids for major depressive disorder associated with the menopausal transition: a preliminary open trial. Menopause. 2011:18(3):279.

 

*記事内の記載は特定のサプリメントにおける効果や効能を示すものではありません。

サプリメントはあくまでも補助食品であり、栄養の基本は日頃の食事から摂取することが大切です。

 

 

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