乳酸菌でインフルエンザを防ぐ?

2018年10月03日

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ラクトバチルス属などの乳酸菌を摂取することによって、インフルエンザウィルスから身を守ることができるのでしょうか?
近年、乳酸菌の免疫力に関する情報が広く知れ渡り、薬局などでは、乳酸菌入りの飲料や食品などで、食べたり飲んだりすることによるマスク効果ということをうたった商品がたくさん売られているのを見かけます。
乳酸菌でインフルエンザを防ぐことができるのでしょうか?

海外では、市販のプロバイオテクスドリンクを用いて、ヒトにおけるインフルエンザに対するラクトバチルスブレビスKB290(KB290)を
摂取することによる有効性が研究されました。
被験者は小学生で、グルーがプAとグループBに分けられラクトバチルスブレビスKB290(KB290)を含む試験飲料を提供して、流行性インフルエンザの発生率を調査したのです。
その結果、KB290の摂取によるインフルエンザの発生率の低下が確認され、中でも特にワクチン接種を受けていない子供が特に顕著という結果がでました。
この結果から、プロバイオティクス食品の摂取が小児におけるインフルエンザの発生率を低下させることに期待できそうだということがわかりました。

日本でも、乳酸菌飲料の開発会社などにより同様の研究が進められ、インフルエンザのシーズンが始まる前から継続的に乳酸菌を摂取し続けることにより、ワクチンを受けるよりも安全に、インフルエンザの発生率を減少させることが期待されています。
ラクトバチルスブレビスKB290(KB290)は、京都の伝統的な漬物である「スグキ」から発見されたプロバイオティクスです。
スグキをはじめ、市販の漬物やキムチなどにも存在する乳酸菌ですので、手ごろに入手することができます。
ただ、漬物やキムチなどは塩分が高いため、特にお子様や高齢者などではあまり頻繁に摂取することに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれません。

そのような場合は、プロバイオティクスのサプリメントが便利かもしれません。塩分はもちろんのこと、余分なものの入っていない
純粋なプロバイオティクスサプリメントを、本格的なインフルエンザシーズン到来の前に一度ご検討されるのもよいかもしれません。

参照 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25294223

 

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