低脂肪ダイエットが成功しない理由とカロリー計算の罠

2017年11月24日

健康な食事

 

低脂肪にするダイエットを実践する人が今も多いようですが、成功するのが難しい理由があります。カロリー計算では低脂肪ダイエットはカロリーという意味では確かに減りますが、それが成功の原因になっているかは別という考えもあります。

 

低脂肪ダイエットについて:

油や脂肪はカロリーが高く、ダイエットには悪というイメージが先行しているのではないでしょうか。

そのために油を含む食べ物を制限する内容のいわゆる低脂肪食や低脂肪ダイエットを実行した経験や今でも実行している人もいるようです。

その一方で、美容に関心が高い女性をターゲットにしたメディアではココナッツオイルや亜麻仁油、エゴマ油、DHAやEPAのオメガ3脂肪酸、オリーブオイルやギーなどがおすすめされていることも見かけます。

低脂肪=ダイエットという考えは少なくともアメリカの多くの専門家は失敗した過去の産物というイメージを持っている人が少なくありません。

カロリーこそ低いものの、そもそも食べ物や食事の中に脂肪を含むものも少なくないアメリカのような食生活で低脂肪で低カロリーを実行した場合に、お腹が満たされなかったり、他に代わる特に炭水化物やたんぱく質を増やす結果となりました。

特に炭水化物が増えた場合には血糖値が上がりやすく、炭水化物が中心の食事の場合には2時間もすれば又お腹がすいてくることから更に食べたくなるという気持ちが出て来ます。

また身体に良いといわれてきた脂肪までも減らしてしまった結果、ダイエットが成功せずに終わったり体重や体脂肪が減らなかったという結果をもたらしただけにとどまらずに、アルツハイマー型の認知症やパーキンソン病、糖尿病などを患う人が結果的に増えたという専門家も少なくありません。

そもそも身体に良い油や脂肪もそうでないものも全て同じようにカロリー上だけで解決しようとしたことが、そのような状況を導く結果につながったともいわれています。

 

炭水化物を中心とした食事:

上記で少し触れましたが、炭水化物が中心となる食事になると、血糖値が上がる原因になります。

朝食に時間がないなどの理由からパンと飲み物で済ませる人も少なくないと思いますが、その直後から血糖値が急上昇して2時間もすれば急降下してくることからも、お昼までお腹が満たされた状態を保つのは難しいのではないでしょうか?

実際に私も学生の頃からそのような生活を長年した経験では、早弁の常習犯でしたので少なくとも私には当てはまる内容です。

 

油や脂肪と血糖値:

炭水化物と比較して油や脂肪ではどうでしょうか?

油や脂肪はカロリーだけでいうと高カロリーといわざるをえません。

ただし、血糖値を上げる原因にはなりません。

専門家の中にはカロリーでいうとオリーブオイルは高いものの、ではオリーブオイルを毎日飲んだ場合にそれが原因が太るかどうかを尋ねられても太らないと回答するという人もいます。

また中には例えばオリーブオイルを10,000キロカロリー摂取した場合に太るかというと太らないという専門家もいます。

オリーブオイルや他の純粋な油や脂肪では血糖値が上がらないとも伝えていますが、全ての油や脂肪というわけではなく、例えば加工品だと同じように考えられるかどういかは別かと思います。

 

脂肪についての調査報告の例:

ハーバード大学の研究によると、食事の中に占める脂肪の割合が70〜75%、と低炭水化物という内容の食事でダイエットプログラムを血糖値と関係が深いことでも知られている第二型糖尿病の患者を対象に実施した場合には良い結果が出ていることも報告されています。

また別の調査では3,000人に15年間、バターを使う食事と取り入れたブループとそうでないグループに分けて調べた結果、バターを不使用の食事を続けている人よりもバターも食べる食事の方が病気になる人が少なかったという報告もあるようです。

バターの中には酪酸(ラクサン)という腸内環境を整えたり修復するような働きを持つ成分が含まれているからかもしれないということも記載されていました。

これらはあくまでも調査例で、必ずしも私たちのような和食を中心にしてきた民族に同じことがいえるかどうかは別かと思いますが、カロリーや健康についてのヒントになるかもしれません。

 

低脂肪ダイエットが成功せずに、ある程度の脂肪を摂取した方がダイエットや健康には場合によっては良い結果として出ていることもわかりました。

また脂肪はエネルギー源にもなることでも知られています。

ダイエットや健康という観点では、おすすめできる脂肪とできない脂肪があります。

特に古い油や人工的なトランス脂肪酸などのいわゆる工業油はやはりおすすめできる油とはいえません。

また加工されて大きなプラスチック製容器に入ってスーパーで売られているキャノーラ油、コーン油、ひまわり油などは純粋な亜麻仁油やエゴマ油などの植物油と同じというわけではありません。

おすすめできる油の例としては、EPAやDHAのフィッシュオイル、エゴマ油、亜麻仁油などのオメガ3脂肪酸、ココナッツオイル、良質なオリーブオイル、バターなどがダイエットや健康におすすめの油として良く挙げられています。

私たちの細胞は脂肪が多く、脳も脂肪を占める割合が高いために油と身体を切り離して考えることはできませんが、その内容と質で大きく変わるということかと思います。

 

参考にした情報:

ザ・ファット・サミット2 

2016年10月14日

Carrie Diulus 医学博士

 

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