ホルモンレベルを生活習慣の中で簡単に知る6つの方法とダイエットのヒント

2017年11月17日

健康

ホルモンレベルやホルモンバランスは日々の生活習慣の中で整ったり崩れたりすることは知られるところです。

簡単に分けてホルモンの状態を生活習慣の中で知るには6つの方法があると共に知ることがダイエットのヒントにもつながるように思えます。

 

ホルモンのバランスやレベルに関係する6つの生活習慣:

・夜の睡眠の質:

夜の睡眠の質はホルモンバランスやホルモンのレベルと大きく関係していることが報告されています。

寝ている間で朝に近い時間に高い状態にあるホルモンの一種で、別名ストレスホルモンとも呼ばれていコルチゾールは睡眠の質が悪いと上手く出てくれないようです。

健康な状態では朝方にはコルチゾールは高いレベルで午後に向かって右肩下がりにゆっくりと低くなってくることが一般的と考えられています。

夜の睡眠の質が悪かったり、ストレスや不安などが大きい場合などにはコルチゾールは夜に低い状態にあったり、午後に下がらずに高い状態にあったりすることでホルモンのバランスやレベルが崩れやすい状態になっていることが報告されています。

夜の睡眠の質と関係するホルモンでメラトニンは夜に出るものですが、一般的に朝起きてから15時間程度してからメラトニンが出始めるといわれています。

ベッドや布団の中で過ごし、太陽の光に浴びないでだらだら過ごしていると身体は目覚めたとは感じずに、睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンもなかなか出て来てくれないようです。

また夜の時間帯にこうこうとした明るい部屋の中でいると眠気が来てくれないのもメラトニンや他のホルモンにも影響を与えることが考えられるために夜の時間帯は照明を少し落としたり、お風呂からあがればテレビやスマホなど明るい電気の使用を控えるなどの工夫もおすすめです。

 

・感情や気持ち、ムードが良いと感じるか:

ホルモンのバランスやレベルが良い状態にあるかどうかは日々の生活の中で感情や気持ち、ムードが良い状態にあるかどうかでもある程度は判断が出来るようです。

気持ちが良いと感じたり、何かワクワクしたり、楽しくハッピーな感情がある場合には同時にホルモンのバランスやレベルも良い状態にあるといわれています。

あまり良い感情ではない場合でも、ニコッとしたり、鏡を見て笑うだけでもホルモンのバランスやレベルは良くなるともいわれるだけに、気持ちよく毎日を過ごそうと思うその気持ちだけでもホルモンは良い働きをしてくれそうです。

 

・体重管理や維持、ダイエット:

体重管理や体重の維持、ダイエットがある程度はできそうかどうかはホルモンのバランスやレベルによって大きな影響を受けていることが報告されています。

ホルモンのバランスが崩れていたりする場合にはダイエットを頑張っていてもなかなか結果につながりにくく、体重や体脂肪も落ちにくい状態になっていることが一般的に考えられています。

その一方で気持ち良く毎日を過ごせていたり、ホルモンのバランスが整っている状態であれば、ダイエットも行いやすく、体重を落とそうとした場合にも結果が出やすいといえます。

 

・午後の疲れ:

昼食を食べてから1〜2時間してから、眠気や疲れで動くのが嫌になったり、考え事が出来ないくらいな気持ちが続く日が多い場合にはホルモンのバランスやレベルが良い状態にあるとは考えにくいといえそうです。

副腎が疲れているいわゆる副腎疲労になっている場合には、そのような状態になっていることも多く、ホルモンバランスやレベルと副腎は密接な関係にあることからも午後の状態を観ればホルモンバランスがどうかもわかるといえるのではないでしょうか。

 

・血糖値の安定度合い:

午後の疲れとも関係している点で午後に疲れや眠気がある場合には血糖値がさほど安定していない場合も考えられそうです。

血糖値のレベルが安定していることはホルモンのレベルやバランスも悪くない場合が多いようです。

例えば炭水化物が中心になっている食生活を送っている場合には、朝にパンや麺類だけで済ませるとすると血糖値は急上昇し始め、2時間もすればジェットコースターのように急降下している状態にあることが考えられます。

そのような血糖値の状態ではホルモンのバランスやレベルも整いにくいだけではなく、糖尿病のリスクが出て来たりすることも考えられることからも食事では炭水化物ばかりという内容にならないようにすることがおすすめといえます。

 

・ケガや傷口の治りのスピード:

ホルモンのバランスやレベルとケガの傷口の治りとの関係があるというのは、なかなかわかりにくいのではないでしょうか?

傷口の治りが早い場合にはホルモンバランスやレベルも良い状態にあるのだそうです。

日々の生活の中で傷口を観る機会というのはなかなかあることではないと思いますが、知っておいても無駄にはならないかもしれません。

 

上記の6つはいずれも生活習慣の中で簡単に知る方法であり、ダイエットのヒントにもつながるといえますし、同時にホルモンバランスやホルモンレベルの状態を知るには簡単な方法でもあります。

 

参考にした情報:

アドレナル・リセット・ダイエット(英文)

アラン・クリスチャンソン医学博士

31−38ページ

 

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