脂質異常症の高脂血症を改善するための食事と生活習慣ヒント

2021年12月23日

食べ物や食事で健康と予防

高脂血症とは近年では脂質異常症と改名され、血液中に含まれる脂質が過剰であるなどして脂質代謝に異常がある状態のことを指します。

脂質異常症なっても、特に目立った症状が急にあらわれる訳ではありません。

ですが、動脈硬化症などの脂質異常症が原因となる疾患に至る可能性があります。

脂質異常症についてのおすすめやヒントを下記にまとめてみました。

・脂質異常症とは

脂質異常症には、血液中の総コレステロール値が高い高コレステロール血症や、血液中の善玉コレステロールが少ない低HDLコレステロール血症などいくつかのタイプがあります。

いずれも血液中に含まれる脂質の量が極端に多かったり少なかったりという異常が生じます。

生活習慣による脂質異常症の多くは、高コレステロール血症となるようです。

・脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は、遺伝の側面も多くありますが、生活習慣による脂質異常症の場合も多くあります。

次のような生活習慣がある方は、脂質異常症になる可能性が考えられますので留意が必要と報告されています。

-喫煙習慣がある
-野菜が少ない、油ものが多いなどの食生活の乱れ
-運動をする機会が少ない
-糖尿病
-睡眠不足

脂質異常症は、体調に不調をきたして発覚するというよりは健康診断などの血液検査の数値で判明することが多いようです。

・脂質異常症の改善方法

脂質異常症は、食生活の改善や運動の習慣化などにより改善することができるとの報告も多いようです。

より注意するべき点は、以下のとおりです。

-減量する
-20~30分程度の有酸素運動など定期的に運動をする
-禁煙する
-野菜を中心とした食生活にする
など。

特に食生活については、気を付ければ簡単に効果が出ることもあるようです。

・脂質異常症の方にお勧めの食生活

脂質異常症の方は、脂質の多い食事を減らすことを意識し、野菜を中心の食生活にすることがお勧めです。

3色バランスよく食べることが理想ですが、特におすすめの食材をご紹介します。

-サツマイモ、納豆、ゴボウ、大根、ニンジン、りんごその他の野菜や果物(食物繊維がとても重要です)
-海藻
-キノコ類
-サバ、サケ、イワシなどの魚
ナイアシン
特に、サバ、サケ、イワシ、などに含まれるオメガ3脂肪酸は血液中の資質の調整に大変重要な役割を担います。
また、成分ではナイアシンが、高脂血症の薬とよりも安いながら同等な治療が可能かもしれないことで注目されています。

・まとめ

脂質異常症は、自覚症状がほとんどなく、健康診断などの血液検査の数値で異常が発覚する場合が多いようです。

放置してしまうと動脈硬化などの原因になるため、食事や運動での管理が必要です。

運動は一日2~30分程度で、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がお勧めされます。

食事は、洋食よりも和食を選び、食物繊維が豊富で魚や大豆が多めの低カロリーな食事を目指す方が私たちの場合は近道のようです。

ダイエットや減量をすることを意識すると、わかりやすい食事内容かと思います。

実は私も、以前は毎回血中コレステロールの数値が悪くて一時期は医療機関に通院して薬を服用していた時期もありました。

ですが、積極的に体を動かすようにして、なおかつできるだけ魚を大目に食べ、毎食時に野菜を食べるなど食事の内容に気を付けたり、生活習慣の見直しをおこなったことも功を奏したのか、数か月で数値が既定の範囲内になりました。

脂質異常症は、生活習慣病の一種とも言えそうですが、新型コロナワクチンの優先摂取にもかかわる疾患の一つです。

もしも血液検査で血液の数値に異常が見られたら、生活習慣を見直し、食事内容を確認するなど対処療法を積極的に行うことがお勧めです。

お問い合わせはこちらから

042-736-5787

受付時間 am9:00-pm5:00/土・日・祝日除く

メールで問い合わせる

引用文献:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E8%B3%AA%E7%95%B0%E5%B8%B8%E7%97%87
https://www.allergyresearchgroup.com/blog/form_niacin_hyperlipidemia/

オンラインショップ