納豆菌のナットウキナーゼで免疫力アップとサラサラ生活を

2020年05月01日

ナットウキナーゼ

私たち日本人の食卓には欠かすとの出来ない健康的な伝統食品の1つである、納豆。

納豆に含まれる納豆菌のナットウキナーゼには、血管内の血栓を溶かしやすくする作用があることで知られています。

さらにナットウキナーゼは、免疫力アップやサラサラ効果があることでも知られてもいます。

ナットウキナーゼの効果について探ります。

●ナットウキナーゼは

ナットウキナーゼは、納豆に含まれる自然の酵素の一種です。

この酵素は、血栓の主成分であるフィブリンというたんぱく質を溶かす効果があるとされています。

このことから、納豆菌のナットウキナーゼには高血圧や動脈硬化などを予防もしくは緩和する、血液サラサラ効果があるとして知られています。

また、ナットウキナーゼには腸内の善玉菌を増やして腸内環境をよくする効果が期待できます。

腸内環境が良くなることは、身体の免疫力アップにつながります。

風邪をひきやすかったりなど免疫力の低下などが心配な方にもぜひ摂取いただきたい成分の一つです。

●特に納豆に含む納豆菌のナットウキナーゼの定期的な摂取をお勧めしたい方

特に納豆に含む納豆菌のナットウキナーゼの定期的な摂取をお勧めしたい方は、以下のとおりです。

・40代以上の方
・ストレスや外食の多い方
・血圧が高めの方
・コレステロール値が高めの方
・風邪をひきやすい方
・生活リズムを整えたい方

このたび流行に至ってしまっている新型コロナウイルスに関しては、基礎疾患の有無と重症化との関わり合いがありそうです。

特に、心臓や血管に基礎疾患がある方の重症化が取りざたされています。

その理由は、もしかしたら血栓や動脈硬化にも関わりがあるのかもしれません。

もちろん、基礎疾患をお持ちでない方にとっても、免疫力強化の面でナットウキナーゼは心強い味方とも言えそうです。

大豆や発酵食品は体に良いとされていますが、中でもナットウキナーゼの酵素パワーを生み出すのは納豆のみと言われています。

特に、納豆を食べる際に良くかき混ぜて糸を沢山引かせることによってナットウキナーゼの力がアップすると言われています。

このように、納豆が私たちの健康にもたらしてくれる恩恵は計り知れません。

ぜひ毎日の食卓に習慣的に取り入れたいものです。

ただし免疫強化の面では、納豆だけ食べていればよいということではなくいろいろな食品をバランスよく摂取することが最も大切です。

たとえば、腸内環境を整えるためのビフィズス菌乳酸菌などのプロバイオティクスや、プロバイオティクスのエサとなる食物繊維の多い食事は欠かせません。

また、加工食品を避け、できるだけ自然に近い物を食べるようにしたり、何らかのアレルギー反応や炎症が出る食べ物を避けたりすることも大切です。

時には、デトックスを兼ねた断食を検討することも、健康への近道と言えるかもしれません。

自分の免疫力が上がっているかの目安は、トイレに行く時間が不規則になっているかどうかを確認することで分かる場合があります。

免疫力が下がっていたり、体調がすぐれないときは、トイレの時間が不規則になったりもします。

このようなことから、まずはバランスの良い食事と十分な休息が一番の健康のもとであることを忘れずにいましょう。

 

参照:

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30013308
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28378222

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