ダイエットのために副腎疲労の食事や睡眠でケア?

2022年07月08日

健康は睡眠で予防

最近、体重の増加の一因として副腎疲労が注目されているようです。

ダイエットに取り組んでいる方は多いと思いますし、私もその一人です。

ご存じのとおり、通常、体重増加の原因は1つではなく、その要因はさまざまです。

例えば食事と運動の量、遺伝、ストレスなど、さまざまな要因が絡み合います。

近年では、副腎疲労もその要因の一つとされる考え方が注目されています。

副腎疲労は

慢性的な疲れや体調不良などが続いていて、その理由がよくわからない場合、それは副腎疲労かもしれません。

副腎疲労は、体がコルチゾールや糖や脂肪を調節するのに役立つホルモンを放出する過程で引き起こされます。

副腎疲労は、ストレスによってもたらされる場合が多くあります。

副腎は、身体が健康的に機能するのを助けるホルモンを放出することになっていますが、ストレスや病気のようなものが副腎を過剰に刺激すると、うまく機能しなくなります。

そして、一晩寝ても疲れが取れないなどの症状が続きます。

副腎疲労の診断方法は、コルチゾールの値を測定することで分かります。

コルチゾールの値は多くの場合、午前中に高く、その後、一日を通して徐々に低下します。

コルチゾールの値が日中に減っていかない場合、または朝ではなく夜間に急上昇する場合は、副腎疲労である可能性があります。

いくつかの研究により、副腎疲労とコルチゾールが体重増加の一因となる可能性があることを示しています。

副腎疲労の体重への影響

副腎疲労の結果としてコルチゾールの値に変化があると、体重にもかかわってきます。

2016年に発表された研究では、ストレスによってもたらされた高レベルのコルチゾールは、ウエストサイズと関連があることがわかりました。

また、髪の毛のコルチゾールの数値は、ウエストサイズだけでなくBMIの値と相関していることがわかりました。

重度の副腎疲労の場合、ダイエットの目的であってもそうでない場合でも、運動をすることさえも難しくなります。

これにより、ますます体重を減らすチャンスが少なくなるとも言えます。

副腎疲労と診断されたら

もし、副腎疲労と診断された場合には、ストレスを減らすことを目的とした生活習慣を持つことが必要になります。

ストレスが副腎疲労の主な要因であるためです。

身体をストレスを感じることは体内の栄養素を使うことにもつながることが報告されています。

また、腸内環境が乱れがちになることも少なくないようです。

そのために、基本的な栄養素はしっかりと食事で補うことがおすすめとなります。

なかなか食事で栄養素の補給が出来ない場合においては、ビタミンやミネラルなどの補助的な栄養素を適切に補給することもおすすめされています。

栄養素の中でも、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンB5、B6、B12など栄養素も必要かもしれません。

腸内でつくられるホルモンは健康に大きく関係しているために、腸内環境の健康に消化と体内への栄養素の適切な吸収を助けるため、プロバイオティクスも役立ちます。

また、お風呂のお湯にゆっくりつかることや、良く眠る、たくさん喋ったり笑ったりすることなどもストレス解消には役立ちます。

まとめ

ダイエットで体重を減らすことは、それだけでも十分に難しいことです。

年齢を重ねてくると、尚更といえます。

もし異常に疲れていることを感じている場合、または、食事などによるダイエットでなかなか体重が落ちない場合、は体重増加の原因は副腎疲労によるものかもしれません。

副腎疲労かもしれないと思ったら、まずはストレスの状態を確認してみてください。

ストレスを感じる状況をなるべく減らし、ビタミン、ミネラルをはじめとしたバランスのよい食事を心掛けましょう。

このようなことを心がけて、コルチゾールの値を抑えておくことは、健康維持や促進だけではなく、体重減少の手助けにもなるかもしれません。

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引用文献:
Tackling Adrenal Fatigue for Weight Loss

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