女性の甲状腺や貧血と鉄分は腸内の健康から

2019年02月15日

食べ物や食事

女性には生理的に特有の健康状態と症状がありますが、その中でも甲状腺の健康や鉄分不足などの状態は腸内の健康とも関りがありそうです。

日本においても女性特有の状態として、鉄分やカルシウムが不足しやすいことは周知のとおりです。
甲状腺の症状や病気の9割は女性とも報じられていることからも、多くの女性にとっては甲状腺と上手に付き合いたいと思うのが一般的と言えるのではないでしょうか。

甲状腺に関わる栄養素の例:

鉄分やカルシウムのような栄養のように、女性の甲状腺に関わる栄養素がいくつか挙げられています。
その中には鉄分以外にも、ヨウ素、亜鉛、ビタミンB群、ビタミンD、セレニウム、ビタミンAなどがあります。
では、なぜそれらの栄養素が女性には不足しがちになったり、必要といわれるのでしょうか?
その理由の1つとして挙げられるのは、それらの栄養素が不足しがちになったり、不足することは女性特有のホルモンの生産が十分にできないことを示しているということにあります。
更には、それらのホルモンがつくられている場所は甲状腺ということも知っておきたいところです。

また鉄分をはじめとする栄養素が不足することは、髪の毛が抜けやすい状態や、乾燥肌の原因などにもつながることがわかっています。
更に、女性に関わる栄養素が不足している場合には、他にも共通する症状が現れることも少なくなさそうです。

 

こんな場合には留意したい、共通点や原因?:

では、女性に関わるそれらの栄養素が不足した場合に共通する他の症状には何があるのでしょうか?
良く挙げられる例の中には、一定の食べ物の不耐性で、それは食べ物や食事の中に含まれる何らかの食品にアレルギー反応を起こしていることを意味します。
アレルギー反応を起こすことで消化不良の状態になっていることが考えられそうです。
髪の毛が抜けたり、細くなったり、乾燥肌気味だったり、手足が冷たくなりやすい状態は消化不良が続くことでも発生しやすい状態が作られます。

また、消化不良の原因の多くは腸内の健康状態からということも言えそうです。
腸内環境や胃腸の健康が思わしく無いと感じられる場合に、おすすめできるのは、まずはそれらの原因となりやすい食べ物や食事の中から、アレルギー反応を示しているような食品を制限することにあることで知られています。

 

甲状腺や貧血、鉄分不足の原因と食品:

食事に含まれる食べ物の中でも、とりわけ甲状腺や貧血、鉄分不足の原因にもなっていると考えれているアレルギー反応を示す食品の例として、下記が挙げられそうです。
・乳製品、
・ナス科の食べ物、
・遺伝子組み換えとうもろこしや大豆、
・小麦類を含む食品、
など。

上記のような食べ物を食べている間は、なかなか症状が改善されにくい可能性が考えられそうです。
また、予防の観点からも、気になる場合には、それらの食品を数週間でも食事に含まないようにしてみることでも体調が改善されることも少なくないようです。

特に鉄分が不足している場合には、肉類などのたんぱく質に含まれるアミノ酸が不足していることも考えられます。
それらの栄養素は腸内の環境が改善されることで、消化や吸収もされやすい状態になることも報告されていることからも、例えば甲状腺の健康が気になる場合dめお、腸内環境を観ることがおすすめといえそうです。

 

参考にした情報:

アメリカ国立医学図書館 国立衛生研究所
Gut Microbiota(腸内細菌叢) and iron(鉄分)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6315993/

エミーマイヤーズ医学博士公式ホームページ
10 tips to reverse Thyroid(甲状腺)Hair Loss

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