腸管透過性やLGS(腸管漏れ)とアレルギー

2016年05月16日

腸管透過性やLGS(腸管漏れ)とアレルギー

 

ストレスを感じて、甘い食べ物をたくさん食べてしまうという方はいらっしゃいますか?
私も、甘い食べ物が大好きで、ストレスを感じた時など、お砂糖のたっぷり入ったケーキなどをつい食べてしまうことがあります。
ただ、この習慣はどうやらほどほどに控えておいたほうがよさそうです。

今日は、「腸管透過性」という言葉について調べたことをお伝えしたいと思います。

普段私たちが食べたものは、体内で消化され、必要な栄養分が吸収されるようになっています。
食べ物が消化されるとき、タンパク質はアミノ酸になり、砂糖などの糖分はブドウ糖になるなど、小さな分子となります。

通常、腸管の壁はフィルターのような役目をして、消化された小さな分子は通すことができますが消化される前の大きな分子は通さないようになっています。

この、腸壁が大きな分子を通したり通さなかったりする性質のことを、「腸管透過性」と言います。

腸管透過性が高いと、腸壁のバリアーが壊れてしまい、食べ物がきちんと消化されずに吸収されてしまいます。
これが、食物アレルギーをはじめとするアレルギーを引き起こしたり、悪化させる一因となっているのだそうです。

では、腸管透過性は何によって高くなってしまうのでしょうか?

答えは、私達が食べた食べ物や食事が主なものです。
特に、白砂糖を沢山摂取すると、腸管透過性が高くなると言われています。
また、卵や肉、牛乳などの高たんぱく食品も、腸管透過性を高める一因となるそうです。
牛乳や卵に、大量の砂糖を加えて作られるケーキなどを控えたくなってきますね。

そして、既に何かにアレルギー反応があったり、一定の食べ物や食事に不耐性があって、なかなか消化や吸収できないことがある場合は、制限もおすすめされています。

一方、腸管透過性を低くしてバリアーを正常に保つための食品としては、野菜などに含まれる食物繊維があげられます。

アレルギーの症状はつらいものです。
まずは生野菜や果物などをバランスよく食べ、砂糖などを控える食生活を心がけたいですね。

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