ブロッコリースプラウトの抗酸化力で抗炎症や炎症の軽減

2023年11月13日

ブロッコリースプラウトの食事と健康

ブロッコリーの新芽には、成熟したブロッコリーよりも多くの健康上の利点がある可能性があることをご存じでしょうか。

緑黄色野菜には、消化器官の健康を保護する繊維や、細胞の損傷を防ぐさまざまな抗酸化物質が含まれています。

これらの抗酸化物質の中に、抗がん作用や心臓保護作用のある化合物である「ポリスルフィド」があります。

新しい研究では、ブロッコリーの新芽には成熟したブロッコリーよりもポリスルフィド濃度が著しく高いため、無数の健康上の利点がある可能性があることがわかったようです。

アブラナ科の野菜の利点

ブロッコリー、ケール、キャベツ、芽キャベツ、からし菜などは、私たちの体に良いとされているアブラナ科の野菜です。

アブラナ科の植物は、次のような効果をもたらす可能性があることが研究で示されています。

-がんを予防する
-心臓血管の健康を改善する
-血糖値を調節する
-炎症を軽減する

さらに、アブラナ科の中でも特にブロッコリーを発芽直後の若い芽の状態で食べると、その健康上の利点が大きくなる可能性があることをもわかっています。

ブロッコリースプラウトのポリスルフィド

ブロッコリースプラウトは、なぜそれほど健康に良いのでしょうか?

アブラナ科の健康への良い影響は、強い香りと風味を与える有機硫黄化合物によるものと考えられています。

特にブロッコリースプラウトには、健康に良いと言われているポリスルフィドが豊富に含まれます。

研究では、ブロッコリースプラウトには、発芽後5日目の成熟ブロッコリーよりもより多くのポリスルフィドが含まれていることが判明したそうです。

タマネギ、ニンニク、ブロッコリーを含む 22種類の野菜のポリスルフィド濃度に関するこの研究では、発芽と成長中のブロッコリースプラウト中のポリスルフィドの濃度が調査されました。

その結果、5日間の生育中、植物の総硫黄含有量は変化しませんでしたが、ポリスルフィドの割合だけは劇的に増加したのだそうです。

種子中のポリスルフィドは最初は1%未満でしたが、5日目までに苗条のポリスルフィドは15.5% となり、約20倍に増加したことが報告されています。

植物の抗酸化物質は酸化ストレスと炎症を軽減する?

抗酸化物質は、フリーラジカルを分解する物質です。フリーラジカルとは、酸化ストレスを引き起こす不安定な原子です。

酸化ストレスは、細胞の損傷を引き起こし、それにより老化や病気を引き起こす可能性があるため、抗酸化物質の摂取量を増やすことで、この損傷を軽減できることとなります。

ブロッコリースプラウトに含まれるポリスルフィドは、ブロッコリーや他のアブラナ科植物、ニンニクに含まれる多くの植物性抗酸化物質の1つにすぎませんが、多くの健康上の利点があることが知られています。

ブロッコリーの新芽の抗がん作用と抗酸化作用は広範囲に研究されており、がんの予防に役立つ可能性があることが証明されているそうです。

ポリスルフィドのチカラは、体内の抗酸化酵素の生成を刺激し、酸化ストレスを軽減し、炎症経路を調節する能力があると考えられます。

また、さまざまな種類のがんにおいてがん細胞の増殖を阻害し、アポトーシス(細胞死)を促進する可能性があることを示しているようです。

その他の高い抗酸化物質を含む食品は?

その他の植物性抗酸化物質には、次のようなものがあります。

-ポリフェノール
-ビタミンC
-葉酸
-カロテノイド

また、他の抗酸化作用の高い食品には次のようなものがあります。

-ベリー
-果物
-ナッツ
-野菜
-チョコレート

特に、タマネギに最も高濃度のポリスルフィドが含まれており、タマネギ1グラム当たり約800μgのポリスルフィドが含まれていることも判明しています。

ブロッコリースプラウトを含む野菜や果物、ナッツなどは手軽に食べられ、調理方法も簡単なので、バランスの取れた健康的な食事に毎日取り入れることができそうですね。

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引用文献:

Antioxidant-rich broccoli sprouts support gut health, lower inflammation

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