肌を乾燥などから守る食品や食事と避けた方が良いもの

2022年09月09日

健康肌

季節の移り変わりの時期は身体が調整をするのに頑張ってくれます。

食べ物や食事を選んで食べることは肌の健康にも不可欠な部分でもあります。

健康でバランスの取れた食事をとることにより、肌を乾燥から守り保護することもできる可能性があります。

どのような食品や食事を摂り、また肌を守るためにはどのような食品や食事を避けるべきかを探ります。

皮膚の機能と健康

皮膚は、細菌、酸化、UVなどから私たちの身体を保護するための大切な器官です。

皮膚の機能により、私たちの体は水分を保ち、有害な化学物質やアレルゲンの侵入を防ぐことが出来ます。

また、皮膚は体温を維持することにも役立ちます。

皮膚の状態は食べ物の影響を受けやすいため、毎日の食べ物や食事での栄養素で、皮膚をどのように保つかが決待ってくるとも言えそうです。

適切な栄養素を摂ることで、肌を健康に保つのに役立ちます。

何よりも、肌の状態というのは、腸内環境の表現とも言われ、肌の調子が思わしくない場合は、腸内の環境も同時に思わしくないことが少なくないことが報告されています。

乾燥肌から身を守る栄養素

乾燥肌から身を守るには、次の栄養素がとても重要になると言われています。

-ビタミンA
-ビタミンC
-ビタミンD
-ビタミンE
-亜鉛
-セレン

これらのビタミンやミネラルを食事として取り入れることにより、肌を健康に保つのに役立つようです。

食べた方が良い食品

上記の栄養素を含む、食べた方が良いとされている具体的な食品をご紹介したいと思います。

1.牛レバー
動物は肝臓にビタミンAを貯蔵しているため、牛肉のレバーはビタミンAの宝庫と言えそうです。

ビタミンAは、乾燥肌と戦うために不可欠な栄養素です。

また、紫外線で損傷した皮膚を修復し、乾癬の症状を軽減するのに役立つこともわかっています。

ただし、ビタミンAの1日の上限は3,000mcgと言われているため、摂りすぎには注意が必要です。

2.サツマイモ
サツマイモにも、ビタミンAは豊富に含まれています。

特に皮付きの焼きサツマイモには、より多くのビタミンAが含まれています。

3. 赤唐辛子
辛い物は肌に良くないのでは、と思われるかもしれませんが、赤唐辛子にはビタミンCがたっぷり含まれています。

ビタミンCは、紫外線から肌を保護し、皮膚の水分を保つことに優れているため、乾燥肌から身を守ります。

また、皮膚のコラーゲンを増加させ、しわやシミなど加齢に伴う肌の症状を軽減するとも言われています。

4. キウイフルーツ
キウイフルーツは、果物の中でも特にビタミンCが多いとされています。

ビタミンCには、お肌の保護以外にも健康上の利点が沢山あります。

例えば、ビタミンCを摂取すると、白内障からも身を守るとされていますし、風邪などの症状が軽減される可能性もあります。

5.肝油
タラの肝油にはビタミンDが多く含まれています。

ビタミンDにはさまざまな種類がありますが、特にビタミンD3は、乾癬などの乾燥肌状態を引き起こすケラチノサイトを阻害することができるようです。

6. 大豆、アーモンド、オート麦ミルク
大豆、アーモンド、オート麦ミルクにも、ビタミンDが多く含まれています。

7. ひまわりの種
ひまわりの種には、ビタミンEが多く含まれます。

ビタミンEは抗酸化物質であり、乾燥肌や色素沈着などから身を守るとされています。

8. 牡蠣
牡蠣には亜鉛が多く含まれています。

亜鉛は、紫外線ダメージから肌を保護し、皮膚に浸透する放射線の量を制限し、皮膚が乾燥するのを防ぐなどたくさんの役割を担っています。

9. キハダマグロ
キハダマグロには、セレンが多く含まれます。

セレンは、皮膚中の酵素の活性を増加させることによって紫外線から皮膚を保護するとされています。

10. アボカド
アボカドにはオメガ3が豊富に含まれます。

2015年の研究によると、60日間にわたってオメガ3脂肪酸の必須脂肪酸サプリメントを摂取することによりかゆみが軽減され、皮膚の水分量が改善されることがわかったそうです。

魚油に含まれるオメガ3にも同様の効果が期待できるそうです。

11. 緑茶
緑茶は、皮膚のコラーゲンなどの量を増加させ、酸化ストレスを軽減することができると言われています。

これにより、色素沈着、皮膚の乾燥を防ぎ、より潤いのある肌につながる可能性があります。

12. ウコン
ウコンの化合物であるクルクミンは、抗炎症特性を持っています。

クルクミンは、乾癬や皮膚炎に効果を発揮する可能性があり、また、にきびを軽減する可能性もあることがわかっているようです。

避けた方が良いもの

一般的に乾燥肌などを悪化させる可能性のあるとされているものは以下のとおりです。

-脂肪分の多い食べ物
-甘い食べ物
-焼き菓子
-アルコール
-たばこ

これらを日常的に摂取してしまうと、老化が加速し、肌の水分量が減少する可能性があるとされています。

肌に良いとされる食べ物や食事を上手に活用して、肌の乾燥や不快なかゆみなどから守りたいものです。

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引用文献:
14 foods to help protect and moisturize dry skin

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