1年間無人島で暮らすとしたら?人気アレルギー専門医が選ぶ5つの食べ物とは?

2019年05月22日

健康と予防

もしあなたが無人島で1年間生活することになったら、どのような食べ物を食べますか?

アメリカで人気のアレルギー専門医がトップ5を厳選したところ、意外な食べ物リストになりました。

 

これだけ食べ物が溢れている世の中ですが、アレルギー反応が出やすい人や、化学物質過敏症、過敏性腸症候群などの症状を持っている場合には、どのような食べ物でも食べるというわけにはいきません。

アメリカで人気になっているアレルギー専門医であるピーター・オズボーン医学博士に尋ねられた質問の中に面白い質問がありました。

 

1年間無人島で暮らすことになり、5つだけ食べ物を選べるとしたら、どんな食べ物を選択しますか?という問いに対して、答えた内容が意外なものでした。

 

それらの5つの食べ物とは?

・魚:
無人島であれば、周りは海に囲まれており、栄養素もあり、満腹感もあるフィッシュオイルなどの脂質やたんぱく質を考えても、良い食べ物と言えるのではないでしょうか?

私たち日本人にとても身近な食べ物でもあります。

 

・ココナッツオイル:
ココナッツオイルは、アレルギーの専門家らしい答えでもあります。

ココナッツオイルには、ラウリン酸が含まれています。

このラウリン酸は、体内でモノラウリンに変化することで知られています。

モノラウリンが腸に届くと、アレルギーにも深く関係がある腸内環境やガンジダ菌、イースト菌の環境にも期待が持てるということになります。

 

・ベリー系の果実:
ベリーには多くのビタミンやミネラル類の栄養素が含まれていることでも知られています。

ベリー系の果実は、ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなどです。

無人島で日差しが強く、汗もかきやすい状態であれば、ベリー系の果実はとても重宝しそうな食べ物の1つになるかもしれませんね?

 

・牛:
無人島に牛がいればということかと思いますが、答えの1つに牛が入りました。

恐らくですが、内臓などの臓器もその中の食べ物に含まれるのではないでしょうか?

オズボーン博士が答えた時に、実際は英語でいうところのBeefではありませんでした。

グラス・フェッド・ビーフと答えられたところが面白いと思います。

ようはトウモロコシなどの肥料で育つ牛ではなく、放牧のように昔ながらの草などを食べて育つ牛ということです。

 

・アブラナ科の野菜類:
そしてもう1つの食べ物に選ばれたのが、アブラナ科に属する野菜類です。

アブラナ科に属する野菜類は、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜、小松菜などです。

 
まとめ
 
もしあなたが無人島で1年間生活することになったら、どのような食べ物を持っていけばよいか?

その5つの食べ物とは、

・魚(フィッシュオイルなどの脂質やたんぱく質源)

・ココナッツオイル(ラウリン酸が豊富)

・ベリー系の果実(ビタミンやミネラル類の栄養素、ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなど)

・牛(牧草のみで育てられた、グラス・フェッド・ビーフ)

・アブラナ科の野菜類(ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜、小松菜など)

でした。

今回の質問は、1年間無人島で暮らすとしたら?という言葉が前に付いていたものですが、ひょっとしたら、その言葉が付いていなくても、同じ食べ物を選ばれたのかもしれません。
つまり、日常的にもこれらの食べ物を優先的に食べることが健康に長く生きていくことへの近道のひとつなのかもしれません。

 

参考にした情報源:
Keto(ケトン体)Edge Summit
2018年5月9日 アメリカ開催
ピーター・オズボーン医学博士へのインタビュー

 

情報ページ:モノラウリンとは?

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