年末年始の食事と栄養について

2017年12月27日

年末

こんにちは。
主婦スタッフのナツコです。

今年も残すところあと数日ですね。皆様、体調はいかがでしょうか。
年末年始は、色々な食べ物を食べたり飲んだりする機会が増えると思います。
お正月太りという言葉もあるように、食べ過ぎ、飲みすぎには注意が必要です。

しかし一方、年末年始の食事には普段摂取する機会の少ない成分も多く含まれているため、
普段の食事や健康を見直すチャンスともいえると思います。

例えば、年越しそばです。
おそばには、ルチンという成分が含まれており、血管の柔軟性を高めたり、血管を強くする効果が
期待できます。
血管といえば、寒い時期に寒い脱衣場で服を脱ぎ、暑いお風呂に入ることにより血管に負担がかかり
心筋梗塞や脳梗塞などを招く可能性も懸念されます。
ルチンを習慣的にとることで、こうした心配を減らす助けになるかもしれません。

また、年始に食べるおせち料理です。
おせち料理には、ご存知の通り、昔ながらの日本の食材が多く使われています。
そしてそうした食材には、私たちが必要とする栄養素が豊富に詰まっています。

たとえば黒豆には、良質なたんぱく質が多く含まれるほか、ビタミンBも多く含まれるため、
疲労回復にも効果的です。
田作り(小魚)には、カルシウムやミネラルが豊富に含まれ、骨や歯の健康が気になる方にもおすすめです。
栗きんとんにはサツマイモの餡が含まれるため、食物繊維やビタミンCが含まれます。
またゴボウやレンコンにも食物繊維が豊富で、腸内環境を整えスムーズな排出を促す手助けをしてくれます。
紅白なますに含まれる人参は、ビタミンA、B、Cやカロチンを多く含んでおり、免疫力アップにも期待できます。
大根には消化酵素が含まれます。
かまぼこ、伊達巻には魚、卵のたんぱく質が豊富に含まれています。。
昆布巻きの昆布には、ヨードが多く含まれ、代謝を活発にしてくれます。
海老には、たんぱく質のほか、カルシウムやヨード、タウリンなども含まれ、パワー不足やコレステロールが
気になる方にもおすすめです。

(このようにおせち料理には、気になる期待の成分がたくさん詰まっていますが、それぞれのお料理が塩分や糖分を
多く含んでいるため、食べすぎには注意が必要です。)

年末年始の食べ物を通して、食事や栄養について改めて考えるきっかけになればと思います。
年越しそばやおせち料理だけではなく、年間を通していろいろな栄養素をバランスよく意識して摂っていきたいですね。

本年も大変お世話になりました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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