腸内環境を整えることが一番の病気予防と改善

2017年03月17日

マイクロバイオームと腸内

腸内環境を整えることは病気予防や改善に一番のおすすめといえます。

私たちの免疫の70%以上は腸内で作られることや、全ての病気は腸内から始まるというヒポクラテスの有名な言葉もいかに腸内環境を整えることが大切か教えてくれています。

 

腸内環境を整えたい理由:

なぜ腸内環境を整えることが予防や病気の改善につながりやすいかというと、免疫力を大きく左右するのは腸内環境で7割が決まることで知られる為に一番の健康への近道といえます。

また、腸内環境を整えることは睡眠障害の予防改善にもつながり、幸せホルモンと呼ばれながら睡眠とも関連するセラトニンなどのホルモンをつくっているのも腸内環境で大きく左右されることも理由の1つといえます。

腸内環境が乱れることは便秘や下痢などの原因につながるだけではなく、口内の健康や様々なアレルギー、腸内環境の乱れから腸管漏れのリーキーガットになった場合には慢性疲労や甲状腺、脳に関わる病気などにつながることでも知られています。

 

腸内環境のを乱れと腸管漏れのリーキーガット症状:

現代の生活は腸内環境を簡単に乱す原因になる物事が昔よりも沢山存在しています。

アメリカでは成人人口の80%の人が本来腸内で消化や分解されて不要な物質は排出されるはずの物質が腸の壁がゆるむことで血液中に流れてしまう症状のいわゆる腸管漏れのリーキーガットの可能性があるとも報告されています。

何らかのアレルギーがあったり、花粉症などの季節のアレルギーがある場合には腸管漏れのリーキーガットになっている可能性もあって、日本でもとても腸管漏れの人の割合が高いことが推測できます。

腸内環境が乱れて腸管漏れが起こると食べ物に含まれる栄養素が吸収されなくなることからもビタミンB群をはじめとするビタミン類や、マグネシウムや亜鉛、鉄分などのミネラル類が不足しがちになるために疲れやすくなり、日中に睡眠が必要になったり、乾燥肌や低体温になったり、睡眠障害になりやすくなったりすることが考えられます。

 

腸内環境を乱す原因として考えられているもの:

私たちの腸内環境を乱す原因になっているものは残念ながら沢山存在しているようですが、その中でも食べ物が原因になっていることが多く、下記は共通していることが報告されています。

・人工精製された食物油

100年前は精製された食物油は全体の7%以下だったものが、現在は72%と報告されています。

精製された食物油の代表例として報告されてているのは、スーパーで大きなプラスチック容器に入って売られている大豆油、キャノーラ油、コーン油、ひまわり油など。

・遺伝子組み換え食品

遺伝子組み換えされた食べ物による身体への影響は未知数で、大きな負担になっていることが考えられていますし、何よりも農薬の使用量が多く必要とも報告されています。

・過度な抗生物質の摂取

悪い菌を殺してくれる分、良い菌も同時に死滅するために腸内環境の乱れにつながりやすいことがわかります。

・グルテンたんぱく質

パンや麺類、多くの加工食品に使用される小麦に含まれるグルテンは腸内環境の乱れやアレルギーなどに関わっていることが報告されています。

・精製糖

精製された糖やブドウ糖をはじめとする人工甘味料は腸内環境の乱れにつながりやすく、カンジダ菌過多にもなりやすいために留意が必要といわれています。

・乳製品

多くの人にとって牛乳をはじめとする乳製品は耐性があまりないために過剰に体内に入ってきたと身体が判断した場合にはアレルギー反応として出やすくなるといわれます。

その他に食べ物以外では過剰なストレスや過度な睡眠不足なども腸内環境の乱れにつながることで知られます。

 

おすすめされる食べ物の例:

一般的な発酵食品やプロバイオティクスを豊富に含む食べ物や栄養素、消化酵素を多く含む新鮮な野菜や果物、グルタミンを含む日本の伝統的な食べ物、EPAやDHAを豊富に含む魚などの食べ物に含まれるオメガ3脂肪酸含有食品などは腸内環境を整えるためにおすすめです。

食べ物以外でもおすすめは多くありますが、日光浴をすることや歩く等の運動、土や自然に触れることもおすすめですし、それら全てを解決してくれる犬をはじめとする動物を飼うことでも免疫力は大きく上がることが報告されていますのでおすすめです。

 

参考にした情報:

慢性ライム病サミット ジョセフ・メルコーラ医学博士 2016年4月11日

リーキーガット、副腎、甲状腺を癒す ジョシュ・アクサ医学博士 2016年4月6日

 

プロバイオティクスとは?

グルタミン酸とは?

EPAとは?

オメガ3脂肪酸とは?

オンラインショップ