加水分解コラーゲンは全身しなやか成分?

2021年07月08日

コラーゲン美容健康たんぱく質

コラーゲンは皮膚、髪、骨、腱、靭帯、軟骨などを作っている、体内で最も豊富なタンパク質です。
私たちの皮膚の約75~80%と全身のタンパク質の約30%はコラーゲンでできていることがわかっています。

加水分解コラーゲンとは別名コラーゲンペプチドとも呼ばれています。
関節痛や変形性関節症、骨粗鬆症、皮膚の老化、うつ病など、さまざまな症状にも対応する加水分解コラーゲンとはどのようなものでしょうか。

加水分解コラーゲンとは?

加水分解コラーゲンとは、加水分解法という方法によって低分子化したコラーゲンです。
低分子コラーゲンやコラーゲンペプチドとも言われ、食品として摂取した場合、体内でオリゴペプチドやアミノ酸に分解しやすいため、吸収性が高いのが特徴です。
原料として、トリ、ウシやブタなどの家畜類、ヒラメ、サケ、スズキなどの魚類の皮や鱗を使用することが多いようです。
加水分解コラーゲン動物のコラーゲンから供給されているので、ペプチドのアミノ酸組成は私たちの関節の軟骨のコラーゲンのそれと似ているため、高吸収で働きやすくなることが報告されています。

・骨と加水分解コラーゲン

骨粗鬆症は、骨量の減少と骨格の構造の劣化、骨折のリスクの増加、また高齢者に多く見られる、関連する併存疾患を特徴とする慢性の疾患です。
人口の高齢化が進むにつれ、骨粗鬆症は大きな健康問題の一つとなっています。
加水分解コラーゲンによって得られる適切なタンパク質は、摂取により骨の発達と骨の維持の両方で重要な役割を果たすとの報告があります。

・肌と加水分解コラーゲン

ご存じのとおりコラーゲンはお肌の張りや弾力性などをアップし老化を遠ざる食品成分であることで知られています。
お肌の健康に関しては、加水分解コラーゲンは肌の完全性、水分、弾力性、しなやかさをサポートし、しわやその他の老化の兆候を減らすことも可能かもしれないこともわかっています。

・関節と加水分解コラーゲン

加水分解コラーゲンの摂取は関節痛や変形性関節症を軽減および予防するのに役立つとことがわかっています。
骨が集まって関節を形成する関節軟骨に見られるコラーゲンは、関節をそこにかかる圧縮力ら守り、骨を損傷から保護します。
しかし、軟骨を修復および交換する能力には限りがあるため、関節のスムーズな動きなどは年齢とともに低下する傾向があります。
加水分解は動物のコラーゲンから供給されているので、アミノ酸組成は私たちの関節の軟骨のコラーゲンのそれと似ています。
加水分解コラーゲンは、摂取後に腸に吸収され、血流に入り、最終的には軟骨に蓄積することが報告されています。

・うつと加水分解コラーゲン

加水分解コラーゲンはアミノ酸のグリシンが豊富で、肉の最大20倍のグリシンを含んでいます。
グリシンは、腱や筋肉などの結合組織の構築を助けることに加えて気分、睡眠、代謝をサポートすることも示されています。
特に最近では、加水分解コラーゲンの低分子量画分が抗不安作用を示すことが報告されており、加水分解コラーゲンが脳機能に影響を与えることがわかっています。
コステロン投与マウスで抗うつ活性を示すこともわかりました。

まとめ

加水分解コラーゲンとは、トリ、ウシ、ブタ、ヒラメ、サケ、スズキなどから加水分解法という手法で抽出されたコラーゲンのことで、私たち人間の体内で吸収されやすく、皮膚の老化や関節痛、骨粗鬆症、うつ病にまで効果が期待できるということが研究でわかっています。

鶏肉、牛肉、豚肉、魚肉、などを調理して直接食べることにより、多くのアミノ酸が得られますが、それがまったく同じように結合組織の健康をサポートするわけではありません。
家庭で消費する肉や魚などからコラーゲンを抽出するためには、動物の骨などを数時間煮沸し、ブロス(出し汁)をとる必要があります。
このようなことからも、加水分解コラーゲンをサプリメントで摂取する人の数が増えてきていることが考えられます。

参考文献:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%83%B3
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25976422/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32508986/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31257265/
https://www.allergyresearchgroup.com/blog/sturdy-joints-and-glowing-skin/

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