線維筋痛症や慢性疲労の原因とマグネシウム栄養素不足

2018年05月16日

健康な朝

線維筋痛症(せんいきんつうしょう)は近年世界的に増えている症状または疾患で知られています。

明確な原因は不明としながらも、痛みやこわばりが絡むリウマチ性の疾患であることも知られていますが、慢性疲労と同様に共通点の1つにマグネシウム栄養素不足があるとも伝えられているようです。

慢性疲労や線維筋痛症:
いつも疲れているいわゆる慢性疲労と診断される人の数と比例するように増えていることでも知られる線維筋痛症。
線維筋痛症は英語でFibromyalgiaと表現され、略語ではFMや、症候群(シンドローム)という意味を付けて、頭文字を付けたFMSとしても知られているところです。
リウマチ性の痛みとも似ていることからも正確な判断が難しいとされています。
ちなみに日本においても、潜在的な線維筋痛症の数としては200万人程度いる可能性があるとの報告もあるようです。
慢性的に疲れている慢性疲労の延長線上には、全身あるいは体の一部に痛みやこわばりを主な症状とする線維筋痛症がつながる可能性があると伝えられていることもあり、激しい痛みやこわばりが続く場合には留意することがおすすめの症状や疾患ともいえます。
日本でも大きく知られるようになった原因の1つは、アメリカの人気歌手で日本にも何度か訪れたことがあるレデイー・ガガさんが線維筋痛症と闘病しているとのコメントで歌手活動を休止したことで、より多くの人が知るようになったきかっけかもしれません。

線維筋痛症と慢性疲労症候群の共通点:
20年以上にわたって慢性疲労症候群や線維筋痛症の患者さんを中心に向き合ってこられているアメリカで自然療法の医学で知られているバスティ大学のクリニックで指揮官を務められているポール・アンダーソン医学博士によると、線維筋痛症も慢性疲労症候群の人にも共通して言える点があり、その共通点の例としては、疲れやすいこと、体調を崩しやすいこと、アレルギー反応が出やすいこと、脳も疲れやすいこと、それらに加えて特定の栄養素が不足していたり、欠乏していたりすることを挙げられています。

食べ物や食事で不足しやすい栄養素のマグネシウム:
栄養素の中でも食べ物や食事で不足しやすい1つに挙げられることが少なくないのがミネラルの一種であるマグネシウムの栄養素です。
昔と比べても食べ物や食事で摂取できるマグネシウムの栄養素は減ってきていることが報告されており、その原因の中には土壌に含まれるミネラル栄養素の減少や大気汚染などがあり、食べ物や食事以外でマグネシウム不足になりやすい現代の生活習慣も関係しているようです。
ストレスの多いあるいは感じやすい生活、何らかの理由で睡眠時間が短くなっていたりすることもマグネシウムが不足しやすい原因につながっているともいわれています。

栄養素のマグネシウムとビタミンC:
アンダーソン博士が慢性疲労症候群や線維筋痛症を中心とした食べ物や食事、あるいは栄養素を語る中で、マグネシウムと共にビタミンCについても摂取することを、よりおすすめされています。
マグネシウム以外にビタミンCを治療の一環としておすすめする場合に、1日に5~15グラムのビタミンCをおすすめされていることが報告されており、私たちが考える予防で考えるビタミンCの摂取量よりも随分と多いことがわかります。
また、マグネシウムとビタミンCに加えて、メチル化されたビタミンB12の栄養素もおすすめされることが少なくないようです。
ビタミンB12は一般的に肉食が少ないベジタリアンやビーガンの方々を中心に不足しやすい栄養素で知られていますが、それと共に、慢性疲労症候群や線維筋痛症の人々において不足していることが少なくない栄養素でもあるとアンダーソン博士は述べておられます。

今回上記でご紹介したことは、あくまでもアンダーソン博士が線維筋痛症や慢性疲労症候群における治療の際におすすめされているものであって、効果や効能とは異なります。
気になる場合には担当される専門家に診ていただくことがおすすめです。

 

参考にした情報:
タウンセンド・レター
2014年11月号 14~15ページ
線維筋痛症と慢性疲労症候群の管理
ジョナサン・コリン医学博士

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