サプリメントとは：

サプリメントとはご存知のとおり食事で補えない栄養素の補足です。

名前も栄養補助食品となっています。

そのために、あくまでも理想は普段の食事だけで十分に健康を維持できればサプリメントの必要性はないようにも思えます。

英語でもダイエタリーサプリメントと表現されるのですが、日々の補足栄養素ということになります。

食品栄養素とサプリメントの必要性：

私たちの身体はタンパク質や炭水化物、脂質などに加えてビタミンやミネラルなど微量栄養素も健康に生活をおこる上で必要とされています。

多くの栄養素は食事の元となっている野菜や果物をはじめとする食材から体内に入ることで健康を支えてくれます。

残念なことは私たちの便利な生活や経済的な発展、利益追求を求める工業農業などの追求と引き換えにそれらの栄養素がなかなか十分に補えない状況下にあるということです。

１００年前と比較すると野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルの栄養価は何分の一の状況にあり、いかに土壌や食品自体に含まれる栄養素が下がっているかが示されています。

同時に効率的な食品生産のために食材自体の品種改良や肥料の変更、添加物や農薬などの影響もあって栄養素以外の成分も体内に入ってきています。

それらの理由からも機能性を備えたサプリメントも注目を集めるほどに発展しているのではないでしょうか。

サプリメントのおすすめについて：

上記のような理由が存在するにせよ、まずは何の目的でサプリメントで栄養素を補うかを考えることがおすすめです。

食事で補いきれない栄養素を摂取することが土台にあったとしても、いつの間にか健康のために補うサプリメントのはずが逆に健康を害している可能性も考えられます。

おすすめは摂取しようとするサプリメントが流行や人気、人の影響によって摂取しようとしているのか、自身にとって必要かどうかまずは考えることです。

必要な栄養素を摂取するという目的であれば、できる限りサプリメントに必要のない成分を含まないものを選択することがおすすめということになります。

本来の目的である不足しがちな栄養素を補うということであれば、食品で既に含まれている農薬や添加物、環境汚染物質などの成分はサプリメントからは摂取したくないはずではないです。

また本来の食事でもいえることですが、調理する時に熱を加えたり、時間が経過することで失われるビタミンやミネラルをはじめとする栄養素についても考えておく必要がありますし、何かの単一の栄養素を補うよりも基本的には総合的に含まれている栄養素の方が体内には必要であること考えることをおすすめします。

本当の目的を考えると、サプリメントでも必要性や購入価格だけではなく栄養素はどの程度含まれているか、生産をする時にどの程度熱を加えているのか、サプリメントに関係のない添加物などはどうなのか等を考えてから購入されることをおすすめしますし、それが見分け方の基本ともなるのではないでしょうか。