燃焼系アミノ酸のLカルニチンで自宅にいながらダイエット!?

2020年04月15日

運動と健康

複数の大学の研究により、Lカルニチンの体重減少の効果について魅力的なことが分かっています。

Lカルニチンは、体内において脂肪酸の運搬とエネルギー代謝に重要な役割を果たしており、体の脂肪代謝に深くかかわる成分ということが知られています。

Lカルニチンは、体作りに欠かせないアミノ酸の一種です。

アミノ酸は「生命の源」とも言われ、私たちの体の多くの部分を形成する成分でもあります。

中でもカルニチンは、体内ではほとんどが筋肉細胞に存在します。

複数の大学の研究によると、Lカルニチンを摂取することによりダイエットに効果があるということが分かっています。

たとえば、メタボリックシンドローム患者の空腹時の疲労や空腹がカルニチを投与することで軽減されることや、成人がカルニチンを一定期間摂取した結果、体重が大幅に減少することが証明されています。

カルニチンはまた、うつ病や軽度の認知症などに対する効果や精神を安定させる効果などの精神的な面に対する効果にも注目されています。

いずれもカルニチンの代謝の効果により体内のたんぱく質のバランスが保たれたり、新陳代謝が良くなったりすることが関係しそうです。

●カルニチンの含有量の多い食品

牛肉、豚肉、羊肉などの赤身の肉類
マグロやカツオ、かきなどの魚貝類
乳製品、特にヨーグルトのホエー成分
ブロッコリーやアボカドなど

カルニチンは必須アミノ酸ではないため、体内である程度は生成されますが、十分な量ではないこと、また、他の栄養分と同様に年齢によって生成量が下がってくることから、意識的な摂取が必要です。

現在、積極的に外に出て運動などをしにくい環境の方が多いかと思います。

家にいることで、普段は感じにくい体重増加や、ふさぎがちな気分が気になる方もいらっしゃるかもしれません。

そのような場合は、日ごろの食事や食べ物でアミノ酸カルニチンが多く含まれる内容を増やして摂取量を意識的に摂取してみるのも良いかもしれません。

もちろん、全体的な食事での栄養のバランスや水分補給もお忘れなくお願いいたします。

 

参照:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30346432
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31126550
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27335245

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%81%E3%83%B3

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