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コーヒーは本当に健康に良いか?注目される健康効果や紅茶との比較

2025年07月22日

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コーヒーは、世界中で1日に約22.5億杯も飲まれていると言われるほど人気の高い飲み物です。

その香りや味わいは、一日の始まりに欠かせないという人も多いのではないでしょうか。

そんな身近な飲み物であるコーヒーが、健康に多くの影響を与えている可能性があるようです。

近年の研究では、コーヒーの摂取が2型糖尿病や肝臓病、パーキンソン病、さらには肥満やうつ病の予防にもつながる可能性が示唆されているようで、世界中の医学・栄養学の分野で注目されています。

一方で、カフェインの過剰摂取や、飲み方次第では逆効果になることも懸念されているようです。

コーヒーの健康効果とリスクについて、最新の研究をもとに再確認します。

コーヒーの栄養成分

コーヒーには、私たちの体に有益とされる栄養素や抗酸化物質が含まれています。

代表的なものは以下の通りです。

ビタミンB2(リボフラビン):エネルギー代謝に関与

ビタミンB3(ナイアシン):血行促進や脳神経の健康に

マグネシウムカリウム:血圧調整、筋肉機能の維持に

-クロロゲン酸などのポリフェノール類(抗酸化物質):細胞の老化予防やがん予防に貢献

これらの成分が、コーヒーを単なる嗜好品ではなく、“機能性飲料”として位置づける要因となっています。

コーヒーがもたらす主な健康効果

コーヒーを飲むことでもたらされる健康効果には次のようなものが考えられています。

-糖尿病予防
2型糖尿病の予防効果については多くの研究が行われています。

2014年に行われた大規模研究では、4年間で1日1杯以上コーヒーの摂取量を増やした人は、2型糖尿病のリスクが11%低下したという結果が出たようです。

-神経疾患への影響
カフェインには神経伝達物質を活性化させる作用があり、パーキンソン病やアルツハイマー病などのリスクを下げる可能性が示唆されています。

ある研究では、1日4杯以上のコーヒーを飲む男性は、パーキンソン病の発症リスクが5分の1にまで下がったという報告もあるようです。

さらに、うつ病の予防や気分の改善にも効果がある可能性があるとされています。

-肝臓の保護
コーヒーの摂取と肝機能の関係にも注目が集まっています。

2019年のレビューでは、肝がん、非アルコール性脂肪肝、肝硬変などのリスクが、コーヒーの摂取によって有意に低下すると結論付けられました。

また、2015年の別の研究では、1日2~3杯のコーヒー摂取で、肝がんリスクが38%、慢性肝疾患のリスクが46%減少することも示されています。

-心血管の健康
2018年の研究では、1日3~5杯のコーヒー摂取で、心疾患のリスクが15%低下するとの結果が出ました。

また、全体的な死亡率を下げる可能性もあるとのことです。

ただし、カフェインが血中脂質やコレステロール値を上げることもあるため、心疾患のリスクが高い人は摂取量に注意が必要です。

-体重管理と肥満予防
近年の研究では、コーヒーが体脂肪の燃焼を助け、体重管理に寄与する可能性があると報告されています。

2019年の研究では、特に男性において体重・BMI・体脂肪の減少とコーヒー摂取量に関連が見られたようです。

コーヒーのリスクと注意点

どれだけ健康効果があっても、過剰な摂取は逆効果です。

コーヒーを飲むことによる、以下のような副作用やリスクにも注意が必要かもしれません。

-カフェインの過剰摂取
カフェインの過剰摂取による、不眠、焦燥感、動悸、胃腸障害を引き起こす可能性があります。

-鉄分の吸収阻害
コーヒーを食後すぐに飲むと、食事に含まれる鉄分の吸収が妨げられることがあることが報告されています。

-コレステロールの上昇
エスプレッソなど、紙のフィルターを使わない抽出方法では、カフェストールという成分が血中コレステロールを上昇させることがあるため注意が必要なようです。

コーヒーと紅茶はどちらがより健康に良い?

紅茶もカフェインやポリフェノールを含み、コレステロール値の改善や心疾患予防に良いとされています。

しかし、抗酸化作用や糖尿病予防の面では、コーヒーにやや軍配が上がるとも言われています。

ただし、紅茶の方がカフェイン量が少なく、刺激が弱いというメリットもあり、体質によって飲み分けるのがおすすめです。

まとめ

コーヒーは「適度に飲めば」健康の味方と言うことがわかりました。

コーヒーには、科学的に裏付けられた多くの健康効果があり、日々の習慣として取り入れる価値があると言えそうです。

ただし、過剰摂取や飲み方によってはリスクも伴うため、適量をいただくのがポイントです。

目安としては、1日3~5杯程度が多くの研究で安全かつ効果的とされているようです。

また、砂糖やクリームを大量に加えると逆効果になりかねないため、なるべくブラックまたは無糖で飲むのが理想という判断になるのかもしれません。

上記の報告からは、日々のコーヒー習慣を見直し、健康的なライフスタイルの一部として上手に活用できるというふうにとらえることができるようにも思えます。

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引用文献:
Is coffee good for you? Health benefits, disadvantages, and more

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