非アルコール性脂肪肝疾患やメタボリックシンドロームにマスティハ?

2022年07月04日

伝統健康法の天然ハーブエキス

非アルコール性脂肪肝疾患は、肝疾患の主要な原因の一つとなっています。

非アルコール性脂肪肝疾患やメタボリックシンドロームの最初の診断時のにお勧めされるのが、食事と生活習慣の管理です。

食事と生活習慣の変化による効果を高める可能性について報告されているマスティハ又はマスティックガムに目を向けてみます。

非アルコール性脂肪肝疾患は

非アルコール性脂肪肝疾患は、アルコールや薬物使用などの二次的原因がない場合に、肝臓組織の5%以上に脂肪の蓄積がある疾患です。

脂肪蓄積の原因は様々で、例えば遺伝的素因、高脂肪食や座りがちな生活習慣などの環境要因、インスリン抵抗性の組み合わせによるものが多く、インスリン抵抗性が重要な役割を果たしています。

さらに、カラダの酸化、炎症、免疫機能障害、腸内嚥下障害などの要因が非アルコール性脂肪肝疾患を悪化させ、進行を引き起こす可能性もあります。

ですが、キオス島のマスティハは、非アルコール性脂肪肝疾患の進行を止めることに希望をもたらしてくれるようです。

マスティハは

マスティハ(キオスマスティックガム)は、ギリシャやトルコ等に自生するマスティックと呼ばれるウルシ科の木の樹脂状の抽出物です。

古くから「キリストの涙」として重宝され、治療的使用の長い歴史を持っています。

マスティハは胃疾患、主に消化性潰瘍や消化不良に伝統的に使用されてきました。

ですが、最近の研究では、マスティハの抗酸化剤、抗炎症剤、低脂血剤、肝臓支持剤としての効能が実証されており、

非アルコール性脂肪肝疾患のための典型的な食事や生活習慣をサポートしてくれる可能性を秘めています。

非アルコール性脂肪肝疾患やメタボリックシンドロームにマスティハ

非アルコール性脂肪肝疾患を有する重度の肥満を持つ被験者におけるあるランダム化比較試験では、マスティハの6ヶ月間の補給で、肝臓炎症を下げることができたことが報告されています。

また別の実験でも同様の結果が得られたそうです。

マスティハの抗炎症および抗酸化能力は、非アルコール性脂肪肝疾患に対して確実に役割を果たしていることがわかりました。

また、マスティハは、非アルコール性脂肪肝疾患の発症の主な要因であるメタボリックシンドロームに対しても利点があるようです

研究によると、マスティハが代謝調節不全のを調節することができることが示されているためと思われます。

これらの研究は、マスティハの補給が患者に対する伝統的な食事や生活習慣の推奨事項と並んでさらなる利益をもたらす可能性があることを示唆しています。

まとめ

非アルコール性脂肪肝疾患は一般に「マルチプルヒット」疾患と呼ばれ、代謝機能障害にしばしば問題を引き起こし、酸化ストレス、嚥下障害、または炎症などの要因がそれを悪化させます。

そして、これらの状態は他のものをも悪化させてしまいます。

このように、身体に負のサイクルを回してしまうことになります。

これに対して、マスティハはそれぞれに対して有益であることが証明されています。

非アルコール性脂肪肝疾患の臨床試験では期待できる数値を納めていますし、肝臓の保護剤として複数の役割を示しています。

非アルコール性脂肪肝疾患にとっても、メタボリックシンドロームの方にとっても、気になる場合においては、マスティハを食事や生活習慣の見直しとともに取り入れてみることは、おすすめといえるかもしれません。

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引用文献:
肝臓の健康と修復のための樹脂抽出物

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