一か月の禁酒がもたらすもの?

2021年08月21日

健康と予防の食べ物や食事

ビールなどアルコール類のドリンク類を楽しまれる方も多いかと思います。

お酒を飲むことで開放的な気持ちになり、自粛生活の気分転換にもなります。

一日一杯のお酒であればかえって健康的ということも聞いたことがありますが、実際はどうなのでしょうか?

最近、著書などでも人気を集めている禁酒について取り上げてみたいと思います。

・お酒を飲むことのデメリット

まずは、お酒を習慣的に飲むことのデメリットはどのようなことがあるでしょうか?

-内臓への負担
-睡眠を妨げる可能性がある
-感情的になる
-運転できない、薬が飲めないなどの不便
-お金がかかる
-太る
-老化
などが報告されているようです。

お酒が肝臓に負担をかけることは良く知られていますが、研究によると、腸にも大変な負担がかかるようです。

大量のアルコール飲料を摂取すると、ビタミンなどの栄養素の腸管吸収が妨げられるとの報告があります。

それにより、十二指腸に関わる症状、出血、腸の粘膜損傷を引き起こす可能性などの症状が挙げられています。

アルコールは腸の粘膜や免疫系のバランスを破壊するという仮定が支持されているようです。

また、多くの研究では、過度のアルコール摂取による腸透過性の「リーキーガット」が指摘されています。

こういった様々なデメリットを避けるため、海外では、カロリーとお金の両方の節約のためのアプリが流行っているそうです。

とはいえ、突然禁酒をすることは精神的に難しいという方も多くみえるかと思います。

禁酒を試みたいそんな方は、まずは1か月の禁酒を試みるのはいかがでしょうか?

・1か月の禁酒がもたらすメリット

-お金が節約できる
-良質な睡眠が取れる
-落ち着いて物事を判断できる
-体重の減少
-見た目の若返り
-全体的な健康
など。

特に、当然ではありますが一般的には健康的には大きな貢献が見られそうです。

調査によると、1か月間アルコールを控えた中程度から大量の飲酒者のグループでは、インスリン抵抗性、コレステロールバランス、体重、収縮期および拡張期の血圧、肝機能検査、および複数のがん検査において、優位な改善が見られました。

これらの改善は印象的だっただけでなく、1か月間アルコールを摂取しなかった人はのちの調査でも良い値に変化はありませんでした。

また、1か月間アルコールを控えると、腸の健康が改善するだけでなく、慢性的な痛みなどが軽減される可能性があるとのことです。

また、アルコールから離れることで睡眠がとても深く、早く眠りにつけるようになることもわかっています。

ご存じのとおり眠りは最も大切な健康法の一つです。

良く眠ることにより心身の健康の維持や改善にもつながり、寿命の延びにもつながるそうです。

お酒を飲む方は、知らず知らずのうちにストレスをためていて、飲酒によってストレスを発散したように思う方も多いようです。

ですが、ストレスは飲酒以外でも発散することができるのは言うまでもありません。

・ストレスを飲酒以外で発散させる工夫

-ウォーキングや散歩をする
-栄養のある美味しい物をいただく
-人とおしゃべりする
-半身浴、サウナなど
-趣味などに熱中する
など。

まとめ

確かに、ストレスが溜まりやすい現代社会においては、お酒類が美味しいと感じやすいかと思います。

同時に、健康に関わる観点からは、自粛のストレスは別のことで解消し、まずは1か月の禁酒によるメリットを楽しむ期間にしてみるのはいかがでしょうか?

参考情報:
https://www.allergyresearchgroup.com/blog/taking-a-month-off-alcohol-what-will-a-month-booze-free-do-for-you/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25307571/

お問い合わせはこちらから

042-736-5787

受付時間 am9:00-pm5:00/土・日・祝日除く

メールで問い合わせる

オンラインショップ