潰瘍性大腸炎と現代食生活や食事の関連について

2020年09月11日

健康食品と食事栄養素

潰瘍性大腸炎と現代食生活や食事の関連についての報告があります。

潰瘍性大腸炎は、クローン病に似た炎症性腸疾患の一種です。
結腸や結腸に炎症を引き起こし、一般的に長期的に症状が続く疾患で知られます。
潰瘍性大腸炎の原因ははっきりとは解明されていませんが、潰瘍性大腸炎と食生活には深い関係がありそうです。
潰瘍性大腸炎について調べたことをご報告します。

1.潰瘍性大腸炎の症状

潰瘍性大腸炎は最初の症状として下痢が続くことが多いようです。
進行すると、けいれんを伴う腹部の痛み、疲労感、体重減少、食欲減少、貧血、発熱、常にトイレに行きたいと感じる
といった症状の悪化が認められます。
最悪の場合、劇症大腸炎という結腸破裂などにより命にかかわる大腸炎となる可能性もあります。

2.潰瘍性大腸炎を引き起こす、または悪化させる主な要因

潰瘍性大腸炎の正確な原因は不明ですが、次のような場合は潰瘍性大腸炎との関連が考えられます。

・遺伝
潰瘍性大腸炎の患者の約5分の1には同様の近親者がいることから、遺伝性であることが示されています。

・環境
繰り返されるダイエット
大気汚染
タバコの煙
免疫(腸のバリア機能)
ウイルス性感染症に起因するもの

・食事や食生活
研究により、赤身肉の摂取と潰瘍性大腸炎発症のリスクの増加との関連が示されています。

3.潰瘍性大腸炎を予防する食生活

潰瘍性大腸炎と食事には大きな関連があることが分かっています。
食事が腸のバリア機能や免疫機能を左右し、粘膜の炎症を調節する可能性が考えられるためです。

潰瘍性大腸炎を予防する食生活とは、
・赤身肉や加工された肉の摂取をなるべく控える
・オメガ6脂肪酸(コーン油、ひまわり油、紅花油など)の摂取量を減らす
・野菜摂取量を増やす
・オメガ3脂肪酸(亜麻仁油、いわし、サンマなど)を摂取するよう心がける
・良質なプロバイオティクスを摂取する

現在、日本でも潰瘍性大腸炎の患者は増加の一途をたどっています。
それは、食事内容が欧米化し、赤身肉を摂取する機会が増えていることも原因の一つではないでしょうか。

まずは生活環境を整え、食事内容を見直すことで、潰瘍性大腸炎の予防につながることが期待できそうです。
たっぷりの野菜と魚、お味噌汁に漬物などの和食を丁寧に頂くことが理想の食事内容と言えそうです。

 

参考にした情報源:

https://www.medicalnewstoday.com/articles/163772
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31262022/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32526985/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23467687/

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