カンジダ優位状態のカンジダ菌過多と食品栄養素おすすめ
カンジダ菌が優位になっているカンジダ菌過多の状態になっている人が日本でも多いようです。
生活習慣や食事との関りも深いといわれますので、カンジダ優位状態のカンジダ過多と食品栄養素のおすすめで出口を探ります。
カンジダ菌とソフトウェア?:
カンジダ菌に精通する専門家の中には、カンジダ菌をソフトウェアに例えています。
どういうことかと言うと、いずれも内外のバランスで左右され、バグがあると影響を大きく受け、場合によっては慢性的な打撃を受け、感染にも弱く、想定していない場所で何かが発生する点が似ていることからも、そのように例えることが多いのだそうです。
ソフトウェアはさておき、カンジダ菌の性質を考えると、確かに敏感で取り扱いが難しい相手であることは言えそうです。
特にカンジダ菌過多の状態では、消化にとどまらず、乾癬や寄生虫、ウィルスやバクテリアなどとの共存関係が大切で、腸やミトコンドリア細胞への配慮が欠かせないという意味でもソフトウェアのように繊細な印象でもあります。
身体は食べ物で出来ているから、何を吸収するかまで:
以前から健康や医療界で有名な言葉の一つに、あなたは食べ物や食べたもので出来ているという意味を示すYou are what you eatという言葉があります。
近年、胃腸などの消化器官が健康に及ぼす影響が見直され、You are what you absorbという、食べ物から吸収に重きが変化した表現が人気です。
つまり、食べたものも大切なものの、吸収や消化ができているかどうかで健康が大きく左右されるということにつながります。
カンジダ菌が優位な状態のカンジダ過多と食品栄養素:
上記の表現にもあるように、食べ物や食べたものはカンジダ菌過多の状態と深い関係にあることがわかります。
それでは、カンジダ菌が優位な状態にある場合、専門家はどのような食べ物や食品栄養素をおすすめしているのでしょう?
まず挙げられることの多い1つはプロバイオティクスがあります。
乳製品にアレルギー反応が出る人が多いため、乳製品以外の由来のプロバイオティクスがおすすめされますが、土の中にある微生物由来もおすすめされたり、人気になっているのはその点との関りがあるかもしれません。
土の中には微生物が多く存在し、土をいじっていることでも、犬と散歩することでも、体内に外からの微生物は体内に入りやすい状態になるとされます。
そのことで、腸内の菌のバランスをつくったり保護する働きにもなりえるということでした。
カンジダ過多におすすめとおすすめでない食品栄養素:
カンジダ菌と食品栄養素の組み合わせを考えた場合、おすすめできる食品栄養素とおすすめでない食品に分類されます。
おすすめされない食品群には、カンジダ菌が優位になりやすくアレルギー反応が出やすい、小麦などのたんぱく質のグルテン、乳成分のカゼインなどを制限することがおすすめされることが多いようです。
また、糖類の中でも特に人工的な甘味料や糖質や、人工的な産業油に分類されるキャノーラ油などの油などはおすすめされないようです。
その一方でおすすめされることが多い食品栄養素の中には、下記のような食品栄養素群が含まれるそうです。
・プロバイオティクスを含む食品栄養素群、
・サッカロマイセス・ブラウディと呼ばれるカンジダ菌対応の菌類、
・ベルベリン、
・オレガノオイル、
・自然界の肉類でも鹿、羊などの肉類、
・デトックスしやすい緑黄色野菜類、
・オメガ3脂肪酸が豊富な青魚などの食品栄養素群、
・炭水化物が中心にならない食事、
・ビタミンやミネラル類が豊富な食品栄養素群、
など。
カンジダ菌過多の場合、掛かりつけ医への相談がおすすめですが、魔法の薬は存在しないことで知られています。
また、状態や症状は十人十色で、医師が全てを知っている訳でも全てを治せるわけでもないことも理解することがおすすめと言われます。
時間がかかっても根気よく改善するように準備することがおすすめされています。
情報源:
ザ・サイロイド(甲状腺)・シークレット(秘密) アメリカ開催イベント
エピソード8と9
イザベラ・ウェンツ博士によるインタビュー
2017年3月9~10日