ADHDの子供でグルテン過敏症やセリアック病の食べ物や食事

2018年08月08日

子供の食事と健康

ADHDや発達障害で尚且つグルテン過敏症やセリアック病と診断された子供の食べ物や食事で、グルテンを含む食事や食習慣が原因で関連した調査についての報告が存在しています。

人口の35%はグルテン不耐性や過敏症?:
現代人においては、人口の35%はグルテン過敏症やセリアック病などのグルテンに関係するアレルギー反応や過敏症の遺伝子であるHLA-DQ2を持ち備えていると報告されている経緯があるようです。
そのために、単純に計算をする限りでは3人に1人はグルテン不耐性や過敏症、アレルギーなどの反応が出ることも考えられそうです。
子供のADHDをはじめとする発達障害を研究者の中には、その食べ物や食事に含まれているグルテンをはじめとする不耐性、過敏症、それにアレルギー反応なども子供の発達障害の原因に関りがあると考えている専門家も少なくないようです。

子供のアレルギー反応とグルテンフリーの食事:
先日勉強した内容の中に、子供のアレルギー反応や過敏症とグルテンとの関りについての報告がありましたので、ご紹介したいと思います。
ADHDと診断され、それに加えてグルテン不耐性や過敏症とも診断された132人の子供たちを対象とした2006に発表された調査では、小麦粉などに含まれるたんぱく質のグルテンを含む食べ物や食事を食べないことで知られるグルテンフリーダイエットあるいはグルテンフリーの食事を6か月間にわたって継続した場合、開始してから6カ月後に行われた12項目の検査において、全ての子供たちが改善を示したという報告内容でした。
薬とはちがって単なる食べ物や食事ということで、大きなメディアやニュースで一面を飾ることはなかったようですが、とても興味深い内容ではないでしょうか?

子供のセリアック病とグルテン:
また別の調査では同じくグルテンが原因になっているといわれるセリアック病と診断された子供たちを対象とした調査では、グルテンを含む食べ物や食事をしている限りでは73%の子供の脳内に十分に血流が行き渡っていないことに加えて、1年間においてグルテンを含む食べ物や食事を行わないいわゆるグルテンフリーの食べ物や食事を続けた後の検査では、脳内に血流が行きわたっていなかったのは唯一1人の子供だけだったとの報告があったようです。

食べ物や食事で噛むことや咀嚼(そしゃく):
ADHDをはじめとするいわゆる発達障害と診断された子供には、共通する特徴が存在することも少なくないようです。
その1つの例として、食べ物や食事を口に入れてから、よく噛まずに飲み込むことが少なくないことも報告されています。
食べ物や食事で良く咀嚼せずに飲み込むことで、身体が成長しきっていない小さな子供の場合は、それらの食べ物を小さく砕いて消化や吸収がなされるように体が負担をかけるという過程が必要となり、その結果、その負担による腸内環境の乱れや、身体が疲れたり、病弱になりやすくなったりなどという症状も考えられるということのようです。
私たち人間の腸はそのために長くつくられているというものの、小さな発達段階にある子供たちにおいては身体の負担にも留意をしておきたいところです。
そう考えても、まずは食べ物や食事を食べる時には、一定期間だけでもグルテンフリーの食べ物や食事をしてみることと、食事の際にはしっかりと咀嚼をすることからでも、何かに変化が現れる可能性もあるのかもしれません。

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