ホルモンバランスの崩れの7つのサインと改善や解決のヒント

2017年11月22日

腸の健康

 

ホルモンバランスが崩れている可能性を示すのには少なくとも7つのサインがありそうです。

普段の生活習慣の中でホルモンのバランスが崩れかけていたり、崩れているかをチェックしたり改善や解決するヒントとなるかもしれません。

 

一言にホルモンと言っても女性と男性でも内容が違ったり、ホルモンの種類でもエストロゲン、プロゲステロン、テストステロン、コルチゾール、インスリン、メラトニン、セロトニン、甲状腺をはじめとするホルモンが存在し、それらの中には一般的に聞き慣れないものや、聞いたこともないような名前もあるのではないでしょうか?

それらのホルモンのバランスは複雑に交差し合っているために、普段の生活の中ではわかりにくいものの、もしもバランスが整っていない状態では身体はサインを出して私たちに教えてくれているとも報告されています。

生活習慣の中でホルモンのバランスが崩れているかもしれないといわれる7つのサインは下記のような例が挙げられています。

 

・睡眠の質が思わしくない。

いつものように睡眠の質が思っているものとは違っていたり、変化が生じている、あるいはパターンが違っていたり、眠ろうとしていても睡眠時間が短くなっている場合などにおいては、可能性としてホルモンのバランスが崩れていることも考えられるようです。

一般的に例えば睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンや、幸せホルモンともいわれるセロトニン、ストレスホルモンとも呼ばれるコルチゾールなどがいつもとは違う場合には睡眠にも影響を与えていることも考えられそうです。

ただの生活習慣の乱れから睡眠の質に変化が出ている場合には、夜のお風呂に入ってからはリラックスして湯冷めする前に就寝としたり、朝の目覚めの際にカーテンを開けたり外を眺めたりして朝陽を見ることで身体に目覚めたことを伝えてあげるなどのちょっとした工夫でもホルモンの出方は変わってくるともいわれるだけに試してみるのもおすすめといえます。

また、忙しかったりするなどの理由で睡眠時間が短くなっていたり、睡眠の質が落ちていると感じる場合には身体は正直に反応を示すことが多いことからも、意識的に睡眠時間を増やすようにするのもおすすめです。

 

・感情がいつもとは違う。

いつものように感情がしっかりせずに、つい感情的になりやすい場合には、ホルモンのバランスが崩れていることも考えられそうです。

特に女性の周期の前後にはいつもとは違う感情が交差することも一般的といわれますし、エストロゲン過多の場合にも感情がいつもと違う状態になりやすいとことでも知られます。

そのような場合には気が進まないことは見送ったり、好きなことに時間を費やしたり、リラックスできる状態にしたり、気が知れた人と出かけたり、ゆっくりお風呂に入ったり、日中に散歩をしたりするだけでも改善や解決をしてくれることも少なくないようです。

 

・体重がいつも以上に変化する。

ホルモンの中でもプロゲステロンが低い状態になっていたり、エストロゲンが多く出過ぎたりしていることは体重に変化を生じやすい状態にあるといわれます。

女性の場合、甲状腺ホルモンがいつもと違う状態になっている場合には体重が増えやすくなったり、ダイエットをしてもなかなか痩せにくい状態になっていたりする例も報告されています。

男性の場合にはテストステロンが不足している場合に体重が減りやすくなることも報告されています。

体重が増えやすい場合には、睡眠不足やストレス過多との関連性も考えられるようです。

あまり長く続いたり、気になるようであれば、何かを決めつけるよりもかかりつけ医や専門家に相談してみるのもおすすめです。

 

・食欲がいつもと違う。

食欲が変化していたり、いつもと違う場合にはホルモンのバランスと関係していることも考えられそうです。

他にも何か気にかかっていることが大きい場合や心配事があれば食欲は落ちるかもしれませんし、一方で興奮している時や楽しい時には食欲が増したりすることもあるために一概にホルモンバランスの崩れとはいえませんが、一定期間の食欲不振が続いて気になる場合には診ていただくこともおすすめです。

 

・消化不良や食べ物の不耐性。

食べ物や食事を食べた後にお腹が張った状態が続いたり、ゲップが多かったりすることは消化不良になっていることが原因になっていることもあります。

女性の場合にはエストロゲンとプロゲステロンの変化の結果、あるいは女性の毎月の周期の前後には消化不良のような状態になることも考えられるようです。

またストレスホルモンでも知られるコルチゾールが低い場合にも胃やお腹の不調になることも出る場合もあることが報告されています。

コルチゾールは朝方は高い状態にあることで朝の目覚めを助けてくれていますので、朝に全然起きれずに昼間に寝ている状態ではコルチゾールのホルモン状態が崩れていることも考えられそうですし、実際にそのような人は近年増えていることも報告されています。

 

・記憶の弊害。

エストロゲンが低い状態にある場合には、記憶力が落ちやすかったり、物忘れのような状態になりやすいことが報告されているようです。

またコルチゾールの値が低い場合にも脳がボーッとしやすくなることも考えられそうです。

慢性的な大きなストレスはホルモンバランスの崩れの原因になることもあり、その場合にはコルチゾールをつくりにくくする原因になることも考えられます。

ストレスは誰にも有りますし大切なことでもありますが、管理ができることや場合には上手くストレスを逃がせる方法を知っておくと便利ですし、おすすめといえます。

 

・欲望や本能的な性欲。

男女に関わらず、いつものようや欲望や本能的な性欲が減退している状態が続いている場合にはホルモンバランスの崩れが原因になっていることも考えられそうです。

女性であればエストロゲンが低いとそうなることが考えられますし、男性ではテストステロンが低い状態にあることで起こることが報告されています。

身体のどこかに痛みがある場合や、大きく気になっている何かがある時にも同様のことが起こりえます。

 

上記のようにホルモンのバランスが崩れている中での生活は、いつものあなたとは違うことが考えられます。

そういう意味でもこれらのサインが生活習慣の中で当てはまるようでしたら、なぜそうなってしまっているのかの原因を自分なりに考えてみて軌道修正をはかってみることがおすすめといえます。

 

情報源:

7signs of Hormone Imbalances

Health & Fitness

2017年11月20日

 

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