ストレスの副腎疲労でダイエットが難しい理由とストレスホルモン

2020年04月06日

健康と予防

現在のようにストレスが溜まりやすい社会や生活環境においては、副腎疲労の原因ともつながりやすいと言われます。

ストレスホルモンがある場合、ダイエットの成功が難しい状況にあるその理由とは?

 

ストレスホルモンのコルチゾールや環境とダイエット:

ダイエットや痩せることは、科学的に食べ物や食事が80%、運動が20%と報告されています。

ただ、ストレスやホルモンバランスに詳しい専門家の中からは、それらの数字には、精神的な点や身体全体を観て出された数字とは思えないとの異論があります。

また、昔と現代の食べ物や食事、生活習慣スタイル、遺伝子の研究者たちからも同じような声が聞こえるかもしれません。

その理由として、ストレスが大きくなっている場合、ストレスホルモンのコルチゾールのバランスが崩れやすい状態いなります。

私たちの遺伝子は危機に備えて生き残るために、代謝を低くして、脂肪を蓄えておこうという働きに変化することが報告されています。

そのような環境下においては、脂肪が燃焼されにくい状況にあることからも、ストレスが高い時のダイエットが難しく成功しにくいと言われています。

 

副腎の健康とダイエット成功におすすめ:

上記のことから、ストレスホルモンのコルチゾールの値が高い場合には副腎疲労が発生しやすことがわかります。

では予防や副腎の健康にどのよなことがおすすめと言えるのでしょう?

やはり、おすすめは食べ物や食事の割合がダイエットに大切という点です。

 

副腎疲労に詳しい専門家のおすすめは下記のとおりです。

・朝と夜は炭水化物を低めに抑える:

朝から炭水化物が多いパンや麺類などを食べると、その後に血糖値が上がりやすく、急降下した際にまたすぐに食べたくなります。

炭水化物類の単品だけでは、副腎疲労の原因になりやすいとの報告もあります。

夜に炭水化物を少なめにすることで、消化を促進し、ストレスホルモンのバランスが整いやすく、眠りや睡眠に効果的といわれます。

ただし、お米はちょっと違う観点から観ることができ、この下をお読みください。

 

・たんぱく質を含む食べ物や食事を朝にも:

たんぱく質や脂質は急激な血糖値の上昇につながりにくく、身体に満足感を与えてくれます。

お腹の持ちも良く、たんぱく質を含む食べ物や食事はダイエットにもおすすめです。

ただし、たんぱく質=肉類という考えではありません。

パン類や麺類とは違って、お米にはたんぱく質も7%程度含まれる報告があります。

お米と一緒に納豆、みそ汁、豆腐、豆類、魚などが入ると立派なたんぱく質量にもなり、炭水化物とのバランスも整いやすくおすすめといえます。

 

・アルコール類を控え目に:

アルコール類を飲むことは、抗酸化物質でも知られるグルタチオンなどを消費することにつながります。

ダイエットの成功やストレスを伴う副腎疲労の予防時には、お酒はほどほどが良さそうです。

 

・食べ物や食事以外でのリズム!?:

ダイエットの成功には運動も欠かせずおすすめです。

ストレスホルモンや副腎疲労の予防には、無理な運動よりも長くゆっくりの運動がおすすめです。

歩いたり、ゆっくり走ったり、自転車をこいだりなどのリズムのある動きは副腎やストレスホルモンにも効果的です。

 

WHOの報告の中には、タバコの喫煙よりも、質の悪いコルチゾールの方が問題と伝えています。

 

ストレスホルモンが高く、ストレスで副腎疲労が発生しやすい場合、ダイエットが成功しにくく難しくなるだけではなく、間食しやすく、不健康な間食が増えやすく、太りやすく、不眠症にやりやすくなるなどの例が挙げられています。

 

上記のことから、ストレスが高い時は、ダイエットが成功しにくいことが考えらえそうですので、無理のないようにしたいものです。

 

参照:
Adrenal(副腎)Reset Diet 英文書籍
アラン・クリスチャンソン博士

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