閉経後の骨粗鬆症(骨粗しょう症)と骨折予防のおすすめ

2019年12月20日

健康

閉経を迎えた女性の中には骨粗鬆症(骨粗しょう症)や骨が弱く骨折しやすいことを予防したい人が多いのではないでしょうか。

骨折予防におすすめされる内容をご紹介します。

 

骨粗鬆症(骨粗しょう症)とは?:

骨粗鬆症(骨粗しょう症)は、主に年齢を重ね、閉経を迎えた後の女性に多い印象があるのではないでしょうか?

男性よりも女性が多いのは、女性は人生の多くをホルモンの変化と共に生き、閉経期には大きなホルモンの変化期を迎えることが原因と報告されています。

骨そしょう症は、一般気に加齢や閉経、他の原因で骨が薄くなることで、強度が弱くなってくる症状です。

そのために、手首や股関節、脊椎(せきずい)などの部位を中心に骨折しやすい可能性も同時に高くなってくることが考えられています。

実際に多くの女性において、骨密度を測定する骨密度検査を受けて、状況がわかる場合が少なくないようです。

また、実際に骨折した時の検査でわかる場合も多そうです。

 

閉経後の骨粗鬆症予防と骨折予防におすすめの方法:

では、実際に骨密度の検査や骨折をする前に予防したい場合、どうすれば良いのでしょうか?

実際にハーバード大学では、予防のガイドラインとして、下記のようなことをおすすめされています。

・骨折予防に日光浴も入れる。

太陽の光を浴びることは単に太陽の光を浴びて身体を温めるだけではありません。
自律神経や感情への良い効果や、体内での骨や骨折とも関わる栄養素のビタミンDを生成する役割を担ってくれています。
昔に比べて、骨粗鬆症(骨粗しょう症)が増えている原因の1つには日光浴の時間が減ったこととも関係しそうです。

 

・食べ物や食事でカルシウムやビタミンDの栄養素を取り入れる。

特にカルシウムやビタミンDを多く食べ物や食事で取り入れたい時は、小魚や青魚のような骨ごと食べることができたり、ビタミンDが多いタラのような魚、緑の葉もの野菜、干しシイタケなどの食べ物はおすすめです。

 

・骨折予防に薬やカルシウム、ビタミンD栄養素などを取り入れてみる。

実際に骨折すると治療に時間がかかるため、閉経後の骨粗鬆症(骨粗しょう症)や骨折予防に骨量の減少を遅らせる薬もあるようです。
薬に抵抗がある場合には、栄養素としてカルシウムやビタミンDのサプリメントもおすすめされています。

 

・定期的に身体を動かして、骨や筋肉に刺激を与える。

運動というと、構えてしまいそうですが、早歩き、軽いジョギング、軽い負荷をかけたエクササイズ、縄跳びなどのジャンプなどで骨や筋肉細胞に刺激を与えることで、骨折予防につながることが報告されています。

 

・喫煙とアルコールはほどほどに抑える。

たばことアルコールは共に骨折のリスクにつながるという報告もあるそうですので、気に留めておくのもおすすめです。

 

骨粗しょう症と骨折の予防を早くから実践することは、楽しく健康に人生を過ごすことにもつながると言えるのではないでしょうか。

 

参考にした情報:
https://www.health.harvard.edu/topics/osteoporosis
PubMed: 26769298
PubMed: 28428669

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