軟便や下痢が続く時の食べ物や食事のヒント
軟便や下痢が続いた経験はありませんか?特にしばらく下痢が続くと食べ物や食事に含む栄養素が吸収できずにいます。
食事においての対応のヒントもありそうです。
野菜はどんな時でも食事に取り入れるべき?:
健康的な食べ物や食事ときくと、最初に思い浮かぶのは野菜なのかもしれません。
野菜はミネラルなど豊富な栄養素が含まれることでの期待があります。
また、体内のクレンジングの役割も期待できる場合があります。
では、軟便や下痢の場合はどうなのでしょう?
世界的に食事療法や、いわゆる日本のダイエットではなく、食事方法のGAPSダイエットで知られるナターシャ・キャンベル博士曰く、下痢の場合は野菜が常に健康に働きかけるとは限らないと報告しています。
肉食と植物の食べ物の違い:
食べ物や食事で肉類と植物類で一般的な体内への働きかけの違いがあるそうです。
肉類は身体をビルディング、つまりは作り上げたり、エネルギーを高めたりするのに必要とされます。
一方の野菜などのプラントベースの植物由来の食べ物はクレンジングやデトックスという言葉に示されるように、身体をきれいに整える働きが高いのだそうです。
下痢の場合、クレンジングやデトックスのような働きをしているために、必ずしもその場合には野菜が良いとは限らず、その反対のことが少なくないとのことです。
動物性の脂肪はおすすめ?:
では、動物性の食べ物は身体をつくる上で良いと考えた場合でも、動物性の脂肪部分はどうでしょう?
動物性の脂肪も脂質としても、エネルギー減としても、とても大切な働きがあるそうです。
脳は脂質で出来ていたり、身体の細胞自体も脂質であることからも、動物性の脂肪も身体をつくる上でおすすめされています。
特に身体や脳が欲しいと感じている場合、多く食べることもおすすめされています。
食べているうちに身体が満足すると、徐々にその摂取量が自然に減ってくるそうです。
また、身体がクレンジングやデトックスを求める場合には、動物性の食べ物よりも植物由来の食べ物を自然と欲することも応じられています。
軟便や下痢時の食べ物のヒント:
軟便や下痢の状態が続く場合、キャンベル博士がおすすめすることは下記の通りです。
一時的に植物由来の食べ物を制限して、動物性を含むスープなどを中心とする。
その後に、関節や骨の周りの肉類、皮部分を少量足してみる。
それから、良く加熱した肉類の筋肉部分を少量から足してみる。
最後に少しずつ、まずは加熱した野菜を入れていく。
日頃の食べ物や食事は人種や地域、季節、個人差もあるために、上記が必ずしも私たちに合うかどうかはわからないかもしれません。
ただし、軟便や下痢が続いて、何をやって上手くいかないような場合には、上記のような食べ方もあることを知ることで、対応の引き出しが一つ増えることになるかもしれません。
情報源:
ジョセフ・メルコーラ博士によるナターシャ・キャンベル博士へのインタビュー(英語)
Why your gut flora powerfully dictates whether you’re healthy or sick.
アクセス日:2016年11月23日