チョコレートは健康や予防に効果があるのか?

2019年03月11日

植物性の食品

チョコレートは健康に良い、予防に効果などのフレーズを目にしたり、耳にしたりすることはありませんか?

チョコレートに含まれるカカオ、ポリフェノール、フラバノールなどと健康や予防に関連する報告からヒントを探ります。

チョコレートは健康的?予防に効果?:
昔話に出てくる内容、あるいは神話ともいわれますが、チョコレートに含まれるカカオ又はココアは、マヤやインカの人々の時代では大変貴重なものだったことが報告されています。
良く出てくる話しでは、マヤやインカ帝国の王様などによって好まれ、王国でカカオの木が栽培されていたほど重宝されていたというものです。

また、18世紀ころにはチョコレートに含まれるカカオやポリフェノール、フラバノールなどの有効成分のおかけで心臓周辺の血管を強くすることからも健康や予防の促進や効果があるといわれてきたようです。
一般庶民には高嶺の花だったカカオやポリフェノールを含むカカオですが、現代では、私たちのような庶民にとっては身近な存在となりました。

ビッグデータ解析によるチョコレートやカカオの効果の有無:
大量のデータを取りまとめできるようになった近年。
今回の報告では、沢山のデータを基に世界的に信ぴょう性が高いあるいは信頼度が高いことでも知られる公的なまとめを行っているPubMedの中で、チョコレートやカカオに関連する文献に絞ってビッグデータを基に解析を行い、とりまとめされた報告からヒントを探りました。
データ抽出は2016年9月末までのデータから解析されたものです。

その結果では、細かい数字は別にして結論としては、特に女性にとっては、心臓血管系のリスクを減らすのにチョコレートやカカオが役立っている潜在的な保護効果について、可能性が示唆されるものでした。

データから読み解く限りでは、チョコレートやカカオに含まれるフラボノイド、ポリフェノールやフラバノールなどの有効成分が抗酸化作用についての働きが高く、それらが心臓血管を保護する効果があるというものでした。
確かに、ポリフェノールやフラバノール、フラバノールは抗酸化物質としても知られていることもあって、期待も健康や予防の効果に期待が持てるものかもしれません。

チョコレートやカカオの留意点:
上記のデータについては、様々な詳しいことが掲載されているのですが、私たちのような一般庶民からすると、ピンポイントの報告として、チョコレートやカカオが健康や予防に効果があるのかどうかということが焦点となるのではないでしょうか。
PubMedに掲載されているデータは他の一般的なものと比較した場合においては、透明性な信頼度も高く、それなりに文献としては引用される機会も多いことからも、期待は高まります。
とはいえ、全てのチョコレートやカカオが同じというものでもないと思います。
例えば、チョコレートやカカオに含まれるポリフェノール化合物、フラボノイド、フラバノールの含有量だけにとどまらず、チョコレートには砂糖や乳成分、香料などの他の成分も多く含まれることが一般的です。

また、ミルクチョコレートとホワイトチョコレート、90%のダークチョコレートを比較した場合でも、ポリフェノール化合物、フラボノイド、フラバノールなどの含有量に大きな差が出てきます。

一般的な考えとしては、ポリフェノールやカカオは予防や健康に効果がありそうな反面、糖類や乳成分、他の添加物などはアレルギーなどの反応を含めて気になることも少なくありませんし、予防につながるのかどうかも含めて気になるところではないでしょうか?

 

情報源:
Nutrition(栄養)第46巻、2018年2月、103-114ページ

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