慢性疲労やアレルギーの予防におすすめの基本

2016年03月03日

健康でリラックス

 

私たちの多くのは常に疲れ気味とも言える慢性疲労状態にあったり、いつの間にか腸内環境が敏感になって便秘や軟便をはじめとする一種のアレルギー反応や体質、過敏症が出ることに慣れている状態にあることが報告されています。

 

日本ではニュースにならない選挙戦:

日本ではニュースになっていないものの、今年の末に決まるアメリカの大統領選に向けて、実は日本にも大きく影響することになる食べ物や農業、健康や医療についての駆け引きがおこなわれています。

専門家や関連組織からは安全を訴えるために遺伝子組み換えを主につくる産業から農業や食べ物の分野での安全を守ろうと呼びかけが行なわれ、それらの産業から応援を受ける立候補者には投票しないように詳細報告が、国外に住む私たちにも日々届く状況が続いています。

 

なぜそのような話を紹介したかというと、遺伝子組み換え農作物や食べ物も、慢性疲労、アレルギー、大人だけでなく今もこれからもアメリカだけでなく日本の子供の自閉症やADHDなど、それらの影響を受けたくないという人たちが結束しているからです。

 

自閉症と診断される子供の数の推移:

真剣になる理由の1つは大人だけでなく、子供にも大きな影響が既に出ているからに他なりません。

子供のアレルギーや自閉症、ADHDをはじめとする疾患は若年化しており、その問題が徐々に大きくなっていることも指摘されています。

報告によると、1975年には米国内で5000人に1人が自閉症と診断されていたのが、2012年の報告データでは68人に1人と驚く程増えています。

そして、現状のまま進むと、今から16年後の2032年には10%(10人に1人)、

2045年度には50%(2人に1人)の子供が自閉症と診断されるまでに発展すると予測されています。

 

あらゆる病気予防に専門家がおすすめする基礎予防法:

専門家であるウィリアム・シャウ医学博士は自分自身、自分の大切な人、家族の健康維持や病気の予防のためにできることは沢山あると前置きをした上で、日々できる基礎的な予防法の例を紹介しています。

・遺伝子組み換え(GMO)食べ物を選ばない。

2012年度の全生産量中、遺伝子組換トウモロコシ85%、遺伝子組換大豆90%、同コットン90%・・

・殺菌、殺虫剤、駆除剤、プラスチックなどの有毒物質を選ばない。

・日用品にも洗剤、石けん、ソフナー、シャンプー、歯磨き粉、消臭剤、スキンケア、電子レンジ、電磁波などに気をつける。

・水を多く飲んで体内の循環を促進させ、出しやすくする。

・部屋の空気を換気する。

・軽く汗が出るくらいの散歩や運動、お風呂で出しやすい身体を保つ。

・サプリメントの力を借りる(葉酸塩ビタミンB6ビタミンB12オメガ3脂肪酸TMG:トリメチルグリシングルタチオン・・)

・植物オイルマッサージを時々行なう。

など。

 

同博士の説明にはありませんでしたが、上記以外にとても大切なことがあり、それは腸内細菌や、腸内フローラを整えて、出来る限り腸内環境を整えておくことです。

腸は第二の脳と呼ばれ、腸内環境と脳は直結している為、腸内に多いマイクロバイオーム(微生物)の質を整えることがおすすめです。

 

腸内細菌、腸内フローラ、マイクロバイオームなどは発酵食品がおすすめで、麹、味噌、納豆、漬物が良く、反対に加工された食べ物で腸内環境は汚れやすいので、その点も気に留めていただければと思います。

 

日本でも慢性疲労、花粉症も含めたアレルギー反応や体質、過敏症なども増えていることが報告されていることからも、予防のためにもできる範囲で実行していくことがおすすめされています。

 

 

「有毒化学物質と慢性病の上昇率」Toxic Chemicals and the increase rates of chronic illness

2016年2月23日 ナチュラル・メディスン・サミット

ウィリアム・シャウ医学博士 Dr. William Shaw

 

 

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