健康な肌やニキビ、吹き出物をはじめとする肌荒れ予防におすすめの食べ物は前回お伝えしましたが、健康肌は健康な腸内環境ともつながっていることが明らかになっています。そのことからも、肌荒れ予防におすすめされる生活習慣を下記にご紹介したいと思います。

1.　ストレスを減らす

慢性ストレスは体内での炎症や酸化ストレスのコルチゾールを増やして、亜鉛や、マグネシウム、セレン等の栄養素を奪う上に、食べ物の選択を狂わす原因になることもわかってきています。

ストレスは簡単に減らせるものではないかもしれませんが、助けになる例として、音楽、瞑想、ヨガ、お風呂、サウナ、マッサージ、アロマ、リラックスなどが抗炎症作用の働きとなりやすいことからもおすすめされています。

2.　良質な睡眠

健康的な肌には良質な睡眠が欠かせません。

睡眠不足は肌荒れの原因にもなります。

3.　身体を動かす

他の有益な生活習慣同様に、身体を動かすことは血糖の働きを改善させ、炎症を減らす助けになるとヘイマン博士は伝えています。

一般的なアメリカ社会は車で行き来することが多く、日本では歩いたりすることでも身体を動かすことにつながっているように思います。

4.　スキンケアや肌に関係する日用品を賢く選ぶ

肌につけるスキンケア商品の中には有害になりうる成分が入っていないかなどの確認が必要といえます。

肌荒れなどの肌の虎部におすすめ食べ物編に続き、今回の生活編についても、今までに数々のベストセラーを出されてきたアメリカではよく知られる家庭医のマークハイマン医学博士がおすすめする方法です。

肌荒れの代表でもあるニキビや吹き出物などは食べ物や腸内環境とも密接な関係にあります。

そのために食べ物編でご紹介したおすすめの低血糖を心がけること、砂糖や加工食品、パンや麺類などの小麦に含まれるグルテンをはじめとする血糖値を上げやすい、あるいは敏感に身体が反応しやすい、炎症を発生しやすく胃腸を荒らしやすい食べ物を制限すること、胃腸を整えること、食べ物に含まれる栄養素を見直すこと、アンチオキシダント栄養素を知ることに加えて、今回お伝えした生活習慣のおすすめ事項を合わせることが大切であることを今までの長年の医療現場の経験からヘイマン博士は伝えています。

マーク・ハイマン医学博士のブログ 2015年11月4日付けの10 simple strategies to eliminate acne参照