炎症原因の食べ物と食品アレルギーからリーキーガットや自己免疫疾患におすすめ

2016年10月03日

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炎症の原因なると考えられている代表的な食べ物は腸内環境に影響するために、食品アレルギーや自己免疫疾患に発展することも多いことが報告されています。

腸内での炎症から腸管漏れで知られるリーキーガットシンドローム(LGS)は様々な食品アレルギーや化学物質過敏症、自己免疫疾患などへの入口ともいわれることから予防が必要といえます。

炎症の原因となる食べ物の調査報告:

アレルギーや化学物質過敏症は今では多くの人にとって無縁ではなくなってきましたが、それらは腸内の炎症と大きく関係していることでも知られています。

アレルギー体質や多くの食べ物や化学物質に過敏に反応する化学物質過敏症も腸内の炎症ともいえますが、それらと関係性が深いともいえる過敏性腸症候群の治療を医師と共に1年以上の期間において継続しても良い結果が得られなかった36名の患者を対象に、炎症が発生しやすい典型的な食べ物を用いて胃腸内の細胞を細かく観察する研究がハーバード大学によっておこなわれた調査が報告されています。

アレルギーに反応しやすい食べ物の典型的な食品例として調査で使用された食べ物は、小麦のグルテン、乳製品、大豆、イーストの4つの食品で、36名の過敏性腸症候群対象者にそれらを食べてもらった結果、食後5分以内に腸管漏れであるLGS:リーキーガットが発生した人の数はそれぞれ下記のとおりだったと報じています。

・小麦のグルテンに反応:30名

・乳製品に反応:9名

・イーストに反応:6名

・大豆に反応:4名

上記の結果でもわかるようにパンや麺類、スイーツなどに度々使用される小麦粉については、36名中30名について腸内の炎症反応で深刻な事態に発展することが多く報告されている腸管漏れのリーキーガットが小麦に含まれるグルテンを食べた5分以内に発生したことについての報告は多くの人にとって大きなショックではないでしょうか。

多くの医師であり専門家曰く、それらを度々食べることが習慣になっている人は多く、日々免疫反応が発令され、体内での炎症が滝つながりに発生していることはほとんどの人が気づかずにいます。

リーキーガットは自己免疫疾患や甲状腺機能低下症、セリアック病、橋本病、リウマチ、線維筋痛症、認知症やアルツハイマー病、自閉症やADHDなどの入口となっていることも度々報告されていると共に、改善に短期間で万人に効く1つの薬も、食べ物も、方法もなく、腸管漏れのリーキーガットシンドロームの専門家医でさえ、改善法を探るのに6ヶ月以上かかるケースが少なくないとさえいわれます。

花粉症も含むアレルギーや腸管漏れのリーキーガット、自己免疫疾患、過敏性腸症候群、化学物質過敏症などを改善するためには、今までの食生活や生活習慣からくることがほとんどといわれるために、中長期的に食べ物の見直しも含めた生活を劇的に変えることが求められることが一般的です。

グルテンや腸管漏れリーキーガットシンドロームにおいて専門家で30年以上にわたり治療を続けている世界的に知られるトムオブライアン医学博士曰く、まずは日頃の食事や生活習慣において何が原因になっているかを見極め、生活全体の中での問題点を探り、腸内環境の改善に焦点を絞り、腸内の改善を続けて行くことをおすすめしています。

食べ物を食べる度に、「この食べ物は炎症の原因になるか、抗炎症作用をもたらしてくれる食べ物か?」ということを自ら確認しながら食べることを同博士はおすすめしています。

そこまでする理由として、すでに腸管漏れのリーキーガットシンドロームを患っている場合、体内炎症の原因でグルテンや乳製品などのアレルギー反応の原因になる食べ物を1回食べるだけで、その後3〜6ヶ月もの期間においてその影響を受けるために、たった1回と思う軽い気持ちが多くの人において症状が改善されていない原因になっていると指摘されていることが印象的です。

参考にした情報:

ザ・デトックス・プロジェクト内インタビュー

トム・オブライアン医学博士

アクセス日:2016年10月2日

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