大人も可能性のあるADHDと薬以外にできること

2021年05月06日

健康的な食べ物や食事と生活習慣

注意欠陥/多動性障害(ADHD)は、神経伝達回路の発達障害などにより過活動、不注意、衝動性などが持続する疾患です。
最近まで、注意欠陥および多動性障害(ADHD)は、一般的に子供の疾患であると考えられていました。
しかし最近では、大人でもこの診断をされる方が増えてきたようです。
ADHDの原因は遺伝的なものや栄養によるものなど様々な研究が進められていますが、そのメカニズムはは完全には理解されていません。
ここでは、薬以外の生活習慣でADHDの症状を穏やかにする可能性について調べてみました。

大人のADHDは、小児期と同様に、不注意、多動性、衝動性の3つの症状が見られることが多いようです。
大人のADHDの患者の多くは、うつ病、行動障害、薬物乱用などの併存疾患を抱えていることも多く、慎重に対処する必要があります。

大人のADHDは主に抗うつ薬や精神刺激薬をはじめとする薬によって治療することが多いようですが、薬以外にできることは何があるでしょうか。

・腸内環境のバランスを整える

人間の腸内の微生物は、脳機能を含む人間の健康影響を及ぼすことがわかっています。
腸内細菌群の調整は、脳との関わり合いが大きいため、ヨーグルトや漬物をはじめとする発酵食品を含む食べ物や食事を通して、バランスよく食べることで安定につながる可能性があります。
また、近年の報告からも、アレルギー反応や体内での炎症が発生しやすいとされる小麦類たんぱく質のグルテンを制限するグルテンフリー、乳製品に含まれるカゼインを含む食べ物や食事を制限するようにするなどを心掛けることもおすすめです。

・神経伝達物質にかかわる栄養素を取り入れる

セロトニンやGABA、アセチルコリン、レシチン、DHA、ビタミンなどの神経伝達物質や神経細胞の材料となる栄養素を取り入れることで穏やかを目指します。
それらの栄養素を含む食べ物や食事の例として、玄米、発酵食品、大豆食品、魚、オメガ3脂肪酸、野菜類や果物類などの食べ物や食事が挙げられます。

・電磁波を避ける

電磁波を多く受けすぎることは、脳への影響が考えられます。
近年は身体に接近あるいは密接な状態でスマートフォンなどの電子機器を使ったり、置いたりすることが多い上、Wi-Fiの電波もより強く広い範囲で使用がなされる生活環境になっています。
そのため、使用しない時はポケットなどに入れず、少し離して置く、就寝時は同じ部屋に置かない、使用しない時は機内モードにする、家のWi-Fiは就寝する時にスイッチを切り、朝起きて使用する時にスイッチを入れるなどの工夫もおすすめです。

まとめ

ADHDは、子供だけではなく大人でもその症状に悩まされる人が増えてきている疾患です。
薬以外にも、腸内環境を整える、神経伝達物質となりうる栄養素を取り入れる、電磁波をできるだけ避けるなど、できることを少しずつ行うことで安心につながるかもしれません。

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