食べる量や食事を減らしたのにダイエットが成功せず余計に体重や体脂肪が増えるのはなぜか?

2016年09月09日

ダイエット

 

食べる量や食事の回数を減らしてダイエットが成功すると信じて実行してみたものの、かえって体脂肪や体重が増えたりした経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

食べ物や食事の量を減らしてもなかなかダイエットが成功しない理由をご紹介します。

 

食べ物と食事を減らすダイエットが成功しにくい理由:

食べ物を減らしたり、食事そのもの回数を減らすことでダイエットが成功すると考えたくなることは自然に近い感覚で理解も得られやすいのではないでしょうか?

ただ、実際にそのようなダイエットを実行してみてもなかなかうまくいかなかったり、後になって体脂肪や体重がかえってリバウンドした苦い経験をお持ちの人もいらっしゃると思いますし、実際に海外ではそのダイエット方法では体重や体脂肪が落ちにくいことが実証済なのだそうです。

それには、いくつか考えられることがあります。

 

まず食べる量や食事の回数自体を減らした場合、それに伴って同時におこりうることがあります。

それは、例えば食べ物や食事の回数を減らしてカロリーをカットした場合には、同時に代謝も一緒に落ちやすい状態になります。

代謝だけにとどまらず、エネルギー自体も落ちやすい状態となり、疲れやすく慢性疲労や副腎疲労の原因にもなり、逆に太りやすい状態になる環境も整うということになります。

 

無理な食事制限をした場合、私たちの身体は自然に飢餓に備えて脂肪を溜め込もうとする上、身体はストレスを感じるとストレスホルモンでも知られるコルチゾールが上手にコントロールしにくい状態になります。

コルチゾールは誰でもあり、一般的な健康体の場合には朝4時頃から高い状態から一日の時間と共に徐々に低い状態になりますが、ストレスが大きい場合にはそのリズムが崩れやすい状態になり、その結果、感情や自律神経、副腎や肝臓、睡眠などにも影響が出やすくなり、危機感を感じた身体は体脂肪を溜め込もうとすることで知られますし、疲れやすくもなり、それは本来痩せるメカニズムであるエネルギーが沢山出る時に痩せやすくなる状態とは裏腹に、太っている方が疲れやすいことと似た状態になると伝えられています。

 

効率的に食べる量や食べ物でダイエットを成功させるために:

食べる量や食べる回数で減らせない体脂肪や体重を効率的に落とすにはカロリーではなく、糖質を制限することが近道です。

糖質というと砂糖を連想しますが、糖質の中にはパン、麺類、スイーツ、それにお米などの炭水化物が含まれます。

体重や体脂肪を落とそうとして運動をしたとしても、最初の20分程度は脂肪が燃えないといわれていますが、それは体内の糖を最初に燃やすことからで、その運動の前後に糖質を含む食べ物を食べたり飲んだりするとどうしても効率が悪くなります。

そのために早くダイエットで結果を残したい場合や効率的に体重や体脂肪を落としたい場合に炭水化物を含む糖質を制限する方法が有効といえます。

つい見落としですが、お酒も糖質が一般的に高いためにその期間中は制限することがおすすめです。

 

また一方で、たんぱく質と脂質を増やすことがとても大切といえます。

お気づきのように脂質は特にカロリーも高いものですが、魚に含まれるEPAやDHAのオメガ3脂肪酸フィッシュオイル、亜麻仁油、エゴマオイル、ココナッツオイル、オリーブオイル(オリーブ葉抽出物)、ごま油、バター、ギーなどの良質な脂質は血糖値を上げずに体内に入り、エネルギーに変換されるために疲れにくく、たんぱく質同様に効率的といえます。

日本ではまだカロリー論が先行し脂質がひとまとめにされていることが多く、悪者になりがちですが、海外では脂質そのものよりもその質で、ダイエットに使用されることが多く、体重や体脂肪を落としたい場合に食事の中に多くの上記に挙げたような良質な脂質を摂り入れるようにおすすめされます。

もちろんそれだけではありませんが、身体もストレスが感じにくく、エネルギーが出やすい状態にもなるためにも良質な脂質やたんぱく質はおすすめです。

 

 

 

 

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