がん予防としてのビタミンB群の可能性

2009年05月22日
脳に食べ物

身体は食べた物でできている

葉酸(葉酸塩)、ビタミンB6、それにビタミン12はDNAの完全性、遺伝形質の発現の調整、健全な細胞機能とがんの予防の両方にとって重要な働きをしていることが報告されています。

もちろん、それらの基礎的なビタミンやミネラル、あるいはアミノ酸は体内でどの栄養素も大切な働きを担ってくれていることに変わりはなさそうです。

アメリカのハーバード・メディカル・スクールのZhang氏とその同僚は5,442人(平均年齢62.8歳)にビタミンB群の消費に関連するがんのリスクについての分析調査を実施。

調査の対象となった全ての女性は過去に心臓病を患ったか、あるいは心臓血管に3つ以上のリスク要因を持った人です。

7.3年以上の期間において、半数の女性は毎日のサプリメントとして、葉酸(2.5mg)、ビタミンB6(50mg)、ビタミンB12(1mg)を摂取し続け、残りの半数の女性のグループにはプラセボ(見た目は同じの見せかけのもの)を摂取しました。

ビタミンB群を摂取し続けたグループの65歳以上の女性グループにおいて、侵襲性がんのリスクが25%減り、乳がんのリスクに関しては38%軽減されました。

情報源:

女性におけるがんのリスクと葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12の効果。
Best of Naturopathic(自然療法士) Townsend Letter Feb/March 2009 Issue#307/308 P.67. “B-Vitamins for Cancer Protection”
上記は研究報告の一部であり、サプリメントとしての葉酸、ビタミンB6、ビタミンB12などの効果効能を示すものではありません。
また当社に関わる情報でもなく、一般的な情報であることをあらかじめご了承ください。

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