甲状腺と自己免疫疾患

2016年02月02日

甲状腺と予防

 

■甲状腺とは

甲状腺は首の前面、のどぼとけのすぐ下にあります。

気管を包み込むように、蝶が羽を広げたような形になっており、たて3~5cm、厚さ1cm、重さ15gくらいの小さな臓器です。
甲状腺は通常は柔らかいので外から手で触ってもわかりませんが、腫れてくると手で確認することができ、首を見ただけで腫れているのがわかります。

甲状腺は、私たちが食べ物から摂ったヨウ素を材料にして甲状腺ホルモンを作り、それを血液中に分泌する機能を持っています。

甲状腺ホルモンには、私たちの体の発育を促進したり、新陳代謝を良くする働きがあります。
健康的な生活を送るためになくてはならないホルモンです。

甲状腺ホルモンは、多すぎても少なすぎても体調が悪くなってしまいます。
■甲状腺と橋本病自己免疫疾患

甲状腺の疾患には、下記のようなものがあります。

・甲状腺ホルモンが多い状態でかかる疾患・・・バセドウ病など
パセドウ病とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて血液中に分泌している状態のことで、甲状腺中毒症の症状が現れます。
自己免疫の異常により自分の身体を攻撃してしまう自己免疫疾患です。甲状腺機能亢進症ともいわれます
動悸がしたり、目が出たりすることもあります。

 

・甲状腺ホルモンが少ない状態でかかる疾患・・・橋本病など
橋本病は、甲状腺に慢性の炎症が起こったもので、慢性甲状腺炎ともいいます。
自己免疫の異常により、自分の身体を攻撃してしまう自己免疫疾患です。
ホルモンの合成が低下することや、ホルモンが一時的に甲状腺からもれ出ることがあります。

 

・甲状腺に腫瘍ができる腫瘍性疾患
腫瘍には良性と悪性があります。大部分のものはホルモンの合成には異常はなく、ふくろ状になったなかに液が溜まるものもあります。
自己免疫疾患とは

甲状腺のホルモン異常の疾患であるバセドウ病、橋本病は、いずれも自己免疫疾患です。

自己免疫疾患とは、免疫の仕組みの一部が正常に機能しなくなり、体が自分の組織を攻撃してしまう病気です。
原因ははっきりと解明されておらず、症状は多岐にわたります。

 

 

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