交感神経支配と副交感神経の差と健康ヒント

2021年03月15日

健康

健康を維持し、病気予防の生活に交感神経と副交感神経の優位性を少しでも知ることで今後の健康生活のヒントになるかもしれません。

私たちは、毎日の生活の中で、各々の生活リズムや時間帯によって交感神経が優位な場合と、副交感神経が優位になっている場合の両方の時間帯が存在していることが一般的です。
例えば、何かに集中をしている時は交感神経が優位な状態にあり、お風呂に入っている時には副交感神経が優位になっているなどが考えられるのではないでしょうか?

研究報告のの中には、どちらかが支配的に優位になっていることが長くなった場合、自律神経のバランスの崩れも伴うことで、健康のバランスも崩れる状態に陥りやすくなることも報告されています。

それでは、交感神経と副交感神経のどちらかが支配的に優位になった場合、どのようなことが体内におこっていると考えられるのでしょうか?
例として、下記のようなことが一般的に挙げられています。

交感神経支配:

・過敏に反応しやすくなる。
・学びやすい環境にある。
・怒りっぽい。
・朝が強い。
・就寝時間は早め。
・せっかちになりがち。
・気分屋になりがち。
・心拍数は早め。
・血圧は上がりやすい状態。
・食べ物や食事が消化しにくくなりやすい。
・元気である状態が長いことが多い。
など。

それでは、副交感神経が支配的に優位になっている場合に発生しやすいことはどのようなことが報告されているのでしょうか?

副交感神経支配:

・落ち着いていて怒りっぽくない。
・忍耐強め。
・マイペース気味。
・朝は弱め。
・夜は遅め。
・心拍数はゆっくりめ。
・血圧は低くなりがち。
・リズムがゆるくなりがち。
など。

上記はあくまでも一般的に報告されたことです。
誰にでも、生活のリズムがあり、交感神経と副交感神経の両方がバランスよく混在することが一般的といえます。
そうでない場合には、意識的にできる範囲で考えながら生活をするのもおすすめといえます。

 

PubMed ID: 29205954
PubMed ID: 24095112
PubMed ID: 27169331
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