コエンザイムQ10の抗酸化と腎臓

2015年05月15日

エネルギー

 

コエンザイムQ10抗酸化アンチオキシダント力と年齢:

抗酸化力が強く体内でビタミンのような働きをして体内のサビを防ごうとしてくれることで知られる補酵素のコエンザイムQ10は日本では健康補助食品や美容関連の日用品にまで含まれるまでに成長しています。

 

世界的に知られるようになったきっかけの1つはオリンピックで水泳のゴールドメダリストがコエンザイムQ10を摂取するようになってから持久力や瞬発力が高まったことが勝利への後押しとなったと紹介されことにあると知りましたが、もしもオリンピックのように年齢を重ねることへのハンディを補うことが意味のあることであれば、確かにコエンザイムQ10が若さを維持したり、老化を少しでも遅らせてくれるのであれば意義のあることといえるのではないでしょうか。

 

体内に存在するコエンザイムQ10は20歳頃にピークを迎えた後に30歳を迎える頃には20歳と比較した場合に20%程度少なくなることを考えると短い時間で大差がつくようなオリンピックをはじめとする競技では、以前日本でも話題になった中国のマラソン選手団が強壮成分とも伝えられる冬虫夏草やコエンザイムQ10に関わらず、有益な成分は大きな価値を生み出してくれる可能性が存在しています。

 

 

コエンザイムQ10と心臓や腎臓など体内の影響:

年齢を重ねる毎に体内のコエンザイムQ10が減ることで認知されてからは、若さを維持したい人に人気のコエンザイムQ10ですが、昨年報告された最新の研究でも同成分の活用がもたらしたといえる体内の抗酸化力と腎臓との関係についての調査報告があります。

 

腎臓に石のような固いものが溜まる腎石が体内に溜まっていて、音波エネルギーの技術で音波治療を行う100名の患者さんをランダムに抽出されたものです。

 

腎臓や尿管、膀胱などの石を機械的にあるいは音波エネルギーで焦点を合わせることによって粉砕する手法の粉石術の音波砕石治療を行う治療前の1週間、と治療後の1週間にコエンザイムQ10を200mg毎日摂取するグループと偽粒であるプラセボのグループに分けて実施前後の腎臓の状態についての変化を調べた結果、コエンザイムQ10を摂取した被験者グループの方がプラセボ摂取グループと比較して腎傷が大きく改善されたことが報告されました。

 

詳細として、糸球体沪過(フィルターを通った液体)率が増加(P=0.013)していることに加えて、尿アルブミン・クレアチン率とベータ2マイクログロブリン血清値(P=0.02)の減少が報告されました。

 

治験を行った研究者らは、身体の音波砕石術は腎臓内の石を高いエネルギーの音波で小さく砕くことで尿を通し、手術の必要性を減らすと伝え、今回の調査結果は抗酸化作用を持つコエンザイムQ10の補完で砕石治療で腎臓の傷を減らすことができるとして、今回の手順を利用して患者さんはコエンザイムQ10を上手に活用すべきと結論付けたということのようです。

 

食事で補うコエンザイムQ10

コエンザイムQ10を含む食材としては、イワシやサバ、ブロッコリー、落花生などが知られるところです。

なお、腎臓の働きが気になる場合は、納豆やマッシュルーム、レバー、チーズなどに含まれるビタミンB2を摂取することを心がけることで、タンパク質の代謝を助けることと、塩分の摂取を減らすことが有益と言われています。

また他の食品ではフラボノイドのレモンをはじめとする柑橘系の果物や、ブロッコリーなどの野菜に含まれるビタミンC成分も腎臓の感染予防や改善に役立つことが知られています。

 

 

Carrasco J et al. The protective role of coenzymeQ10 in renal injury associated with extracorporeal shockwave lithotripsy: a randomized, placebo-controlled clinical trial. BJU Int. 2014;113:942-950


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