うつ病や自殺行動をも遠ざける?食品栄養素ビタミンC

2020年11月18日

健康に食品栄養素

ストレスがたまりがちな時代です。
これからの季節を元気に明るくやり過ごすために大切な栄養素とは何でしょうか?

その食品栄養素の1つはビタミンCです。

・ビタミンC食品栄養素の摂取と減少

ビタミンCは、人間の体内では作られません。
犬は自分の必要な量のビタミンCを体内で生成できますが、人間にはそのようなことはできません。
したがって、人間はビタミンCを食事で補給していくしかありません。

ご存じの通りビタミンCは、多くの野菜や果物などに含まれます。
外食が多く野菜などを食べる機会が少ないとビタミンCが不足してしまう可能性があります。
また、ビタミンCは水溶性なので、体内にとどめておくことができず、こまめに摂取する必要があります。
飲酒や喫煙、ストレスなどによって体内のビタミンCは大目に消費されてしまうので、それらに心当たりのある方は、特に意識的にビタミンCを摂取する必要があります。
そして、ビタミンCの不足の状態が続くと、うつ病になりやすくなるという悪循環となります。

・ビタミンCとうつ病治療

慢性的なストレスにより、ストレスホルモンのコルチゾールが脳のミトコンドリアなどに損傷を引き起こすことも、うつ病を発症する原因になっているそうです。

ビタミンCは、脳の神経回路のミトコンドリアと脂質への損傷を保護することかができます。
このことから、うつ病の治療に関して、ビタミンCの効果を示す実験が進められています。
また、大人だけでなく小児うつに対しても、ビタミンC補給の重要な利点がわかっています。

・うつ病や自殺行動を避ける生活習慣

うつ病を遠ざける可能性のある栄養素には、他にも亜鉛、マグネシウム、ビタミンBなどがあります。
つまり、たくさんの種類の食べ物を毎日広く摂取することにより、私たちの体はうつ病から守られることとなります。
飲酒や喫煙、ストレスなどの習慣を持つ方は特に注意が必要ですので、必要であれば、サプリメントを摂取することもよいかもしれません。

最後に大切なことですが、朝起きたら窓を開ける、水を飲む、お風呂のお湯につかるなど、基本的なことですが毎日続けることでストレスはたまりにくくなります。
つい考えこみがちな方は、天気の良い日に散歩をしてみるのもおすすめです。
ビタミンC入りの飲み物を飲みながらゆっくり散歩をすることで、ストレスも逃げて行きそうですね。

 

参照:

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25873303/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25365455/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30513006/
https://www.medicalnewstoday.com/articles/195878

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