甲状腺と腸漏れや腸管漏れのリーキーガット

2015年01月14日

腸と健康

 

医療と健康の専門誌を読んでいると、ここ数年の間によく見るいくつかの疾患が目に留まるように思えてなりません。

とはいってもその専門誌はアメリカで発行されているために英語で、日本人の私が読む際に日本語由来の言葉も含まれていることももちろん考えられることかもしれません。

よく見かける疾病の中には橋本病や甲状腺疾患、リーキーガット症候群、セリアック病、自己免疫疾患が含まれます。

 

聞いているとアメリカでは日本よりも深刻な状況にあるようですが、これらは日本で住む私たちにも決して無関係ではなく、実際に増えている部分もあるようです。

甲状腺に関する疾患やリーキーガット、少し前から自己免疫疾患についても日本でも耳にする機会が徐々に増えてきているように思います。

 

甲状腺と疲労と体重と栄養素

日本よりも肥満度が高く、標準体重を上回っている人も割合も多いアメリカでは体重と甲状腺の関係について触れられることも多く、体重以外でも甲状腺では疲れに近いような状態が続く疲労症候群との関連も目にすることも多いように思います。

体内での消化や胃酸と甲状腺や甲状腺ホルモンがつながって説明されることも多く、それらと関連する栄養素で特に胃酸と関係性が強い栄養素として日本ではあまり耳にすることがないビタミンB12、鉄分やカルシウムなどが挙げられています。

 

腸漏れや腸管漏れのリーキーガットシンドローム(LGS)

リーキーガット症候群はLGSとしてアメリカでは良く知られてきていますが、日本ではまださほど耳にする機会は一般的にはないかもしれません。

日本語では腸漏れや腸管漏れとも表現されますが、小麦に含まれるグルテンアレルギーや反応をもっている人は日本でも多いので、注意が必要になってくるといわれています。

消化との兼ね合いが強いこともあり、便秘や下痢、ガスや逆流している感じ、吐き気などの症状が伴うこともあり、それらは免疫や自己免疫疾患、甲状腺や橋本病との関係性もあるために軽視することはおすすめではありません。

 

甲状腺の場合は女性であれば基礎体温が36.5度以下のいわゆる低体温の場合もあり、気になる場合は小麦粉を含む食品を一時的にやめてみることをおすすめする専門家も多いように思います。

もちろん大切なことですので、勝手な判断をできるわけでもないために、気になる場合は専門の医師にまずは相談されることがおすすめです。

 

 

参考にした情報:

  • PMID: 25815994
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