セロトニンとメラトニン

2009年03月14日

メラトニン

日本経済新聞の掲載記事によると、大阪大学の社会経済研究所の田中教授らのグループが、脳内物質セラトニンの不足が原因で同じ失敗を何度も繰り返してしまうことを解明したことが発表されました。
わたしたちの脳内に存在する物質であるセロトニンが不足している際には、自分が痛い目にあったとしても、避けようとする学習能力が欠如してしまうことを解明。
時間が経過することで、それらの痛い目にあったことを忘れやすくなり、同じ失敗を繰り返す原因になるとのことです。

同研究チームの調査によれば、22~25歳の男性21人に条件をつけた図形を用いたゲームに取り組んでもらい、ゲーム内で賞金を得たり、罰金を払う仕組みを使用し、セロトニンの量と学習の関連性を研究し、分析を行ったとのこと。

ゲーム内での罰金を支払う際、図形を選んでから結果が出るまで10秒程度かかる場合には脳内のセロトニンが少ない場合に、学習しにくいことを解明。メラトニンが不足している場合には、過去の行動を振り返り関連づけをする力が低下していると考えられているとのことです。

関連:セロトニン:学習能力や記憶に関わるとされる脳内に存在する物質。
参考:アメリカ科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス2009年12月16日号掲載。
日本経済新聞 2009年12月16日 大阪大学社会経済研究所 田中沙織特任准教授らグループ。

上記は研究報告であり、当社が扱うセロトニン物質セラトニンを示すものではございません。

またセラトニンについての効果効能を示すものでもございません。

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