グルテンアレルギー

2015年12月15日

グルテンアレルギー

グルテンとは

もちもちとしたパスタやラーメン、ふんわりしたパンが、好きな方も多いのではないでしょうか。

この粘り気のあるもっちりとした食感は、小麦に含まれる「グルテン」により生まれます。

グルテンとは、小麦や大麦、ライ麦などに水分を加えることによってできるタンパク質のことで、ラーメンの麺、パスタ、うどん、パン、ケーキなど、ほとんどの小麦加工品に含まれています。

 

 

グルテンアレルギー

小麦などに含まれるタンパク質グルテンに身体が反応して様々な症状が発症してしまうことを、グルテンアレルギーといいます。

近年、このグルテンによって引き起こされるアレルギーが深刻な問題となっています。

グルテンアレルギーになると、下記のような症状がでることがあります。

・やる気や集中力の低下
・イライラする
・関節痛
・肌荒れ
・便秘や下痢、過食
・むくみ、筋肉に違和感

グルテンアレルギーは、小麦アレルギーとは異なります。

小麦アレルギーであれば、小麦だけを断つことにより解決しますが、グルテンアレルギーはライ麦、大麦、ライ小麦などグルテンを含むすべての食物に反応してしまうのです。

グルテンアレルギーは、症状が重くなるとセリアック病と言われる重度のグルテンアレルギーの症状を発症してしまうこともある深刻なアレルギーです。

セリアック病

重度のグルテンアレルギーとして知られる「セリアック病」とは、どんな症状なのでしょうか。

セリアック病とは、一言でいうと自己免疫疾患です。

グルテンを摂取すると、 小腸が敵が侵入して来たのだとと勘違いし、自らの小腸を傷つけてしまうという恐ろしい症状です。

セリアック病になると、小腸が傷つくため、胃腸に様々な症状が現れます。

・腹痛
・慢性の便秘、下痢
・腹部膨満感
・過敏性腸症候群

また、胃腸以外にも下記のような症状が出ることがあります。

・疲労
・体重減少
・骨粗しょう症
・貧血
・皮膚炎
・不妊
・うつ病
・頭痛
・栄養不足

 

私たちの食事に毎日のように取り入れられているグルテンを完全に絶つことは、なかなか難しいかもしれませんが、最近はグルテンを食生活から抜くグルテンフリーというダイエット法も人気になっていますし、グルテンを使用しないグルテンフリー食品も出ています。

身体の不調が気になる方は、少しずつグルテンの摂取を控えてみることで改善するかもしれません。

一ヶ月間グルテンを抜いてみると前後の違いがよくわかることが多いことからも、一度試してみることをおすすめします。

グルテンを排出しやすくするサプリメントなども、必要に応じて利用してみてはいかがでしょうか。

 

乳酸菌ビフィズス菌プロバイオティクス

 

 

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