アレルギー反応の原因と改善や減らすヒント

2019年01月09日

 

子供の健康

アレルギー反応の原因についての様々な報告があります。

アレルギー反応を減らすことや改善するためのヒントも数多く報告されていますのでお伝えします。

 

アレルギーとは:

何か特定の食べ物や飲み物などの食品類や他の物質が体内に入ったり、触れたりすることで、結果としてそれらの物質に免疫が反応することといえます。

アレルギーという言葉は近年では、一般的に良く耳にする単語になりましたが、つい数十年前までは日常的に耳にすることは無かったようです。

実際に、アレルギーに詳しく世界的に知られるマイケル・アッシュ博士の報告では、過去15年間の期間だけでも腸内だけの炎症を診ても25%増えているようです。

また、アメリカだけでも毎年2千数百万人もの人がアレルギー反応で入院しているという報告もあります。

ではなぜ、今までの歴史から考えると、この短い期間の中で、アレルギーが発達してきているのでしょうか?

 

アレルギーの原因として考えられたり、例に挙げられること?:

・有毒な化学物質の増加:

報告では100年前には存在していなかったケミカルあるいは化学物質が、誰の体内で発見されることも原因の1つです。

体内で発見される化学物質のその数は、平均108種類もあるようです。

また、新生児の体内でも、アメリカの報告では平均280種類の化学物質が発見されているとのことでした。

2024年頃には、現在よりも約2倍の化学物質が使用されることになるとも予測されています。

化学物質の多くは直接的に私たちの体内に取り入れるというものではないものの、家庭内においても洗剤、殺菌や除菌、殺虫剤、日用品、食べ物や飲み物を包む容器、周りにある除草剤などの影響を受けるようです。

 

・食材に関わるアレルギーの原因:

私たちの体内に入る食べ物や飲み物のもとになっている食材は、昔から存在してきた類のものとは違うものとなってきていることも、アレルギー反応の原因になっているようです。

例えば、遺伝子組み換えがなされた小麦を例にすると、数年前にハーバード大学の研究者の報告では、現在の遺伝子組み換え小麦に含まれるグルテンを体内で分解して、アミノ酸に変換できる酵素を持っている人はいないという結論に至ったことが業界では大きなニュースになりました。

小麦に含まれるたんぱく質のグルテンが近年話題になっています。
アレルギー反応を気にすることからも、グルテンフリーといった歌い文句も出ているほどで、日本でも見かけるようになってきました。
小麦のグルテンを例に出したのは、小麦の場合は私たちの腸内に入ってから、わずか5分程度で反応を示すことも挙げられます。
体内の細胞では、3~5日で変わるものもあれば、長いものは最長7年をかけて入れ替わるものもあるといわれます。

ハーバード大学の研究報告から考えた場合には、体内に随分長い期間、何らかの物質が居続ける可能性も考えられそうです。

 

アレルギー反応を減らすことや改善するヒント?:

グルテンとアレルギー反応に詳しく、専門家でもあるトム・オブライアン博士によると、アレルギー反応を減らすことや改善させるための施策もあるようです。

小麦に含まれるたんぱく質のグルテンによるアレルギー反応が示される場合、彼の診療所を訪問する患者さんの76%程度の人において、他の細胞でも反応していると報告されています。

そのために、アレルギー反応がある場合は、まず30日程度グルテンや乳成分を止めてみて、糖類も減らしてみることをおすすめされています。

そうすることで、かなりの割合でアレルギー反応を減らすことや改善することができるとのことです。

もしも、その期間中にそのような体感が出来た場合には、もうしばらくアレルギー反応の原因と考えられそうな食べ物や飲み物を止めてみる気持ちも大きくなるのではないでしょうか?

 

他にもアレルギー反応の原因となりそうなものは存在するものの、まずは家庭内の環境と、口の中に入れる食べ物や飲み物、食事を中心に見直してみることは身近で手早く実践できることでもあるために、おすすめといえそうです。

 

 

参考にした情報:
アメリカ開催のイベント
Autoimmune Disease(自己免疫疾患)solution they are not telling you
トム・オブライアン医学博士によるエピソードシリーズ
エピソード1~5
2016年10月16日

Beating Skin(肌) Gut(腸) Summit
トム・オブライアン医学博士
2016年11月14日

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