加工食品を含む食べ物や食事を増やす=がんのリスクを高める可能性?

2018年11月05日

小麦グルテンアレルギー

加工食品を含む食べ物や食事を増やすことは、がんのリスクを高める可能性を引き上げたり、因果関係があるかもしれません。

具体的にどのような加工食品や食べ物を含む食事に留意が必要なのでしょうか?

加工された食品について:
一般的な自然界といえる野菜や果物をはじめとする食べ物や食品とは異なる、手を加えて加工するいわゆる加工食品を食べ物や食事の中に多く取り入れることは、がんのリスクを高めるという調査報告をイギリス医師会傘下の医学系出版社が発行し、世界的に定評のあるブリティッシュ・メディカル・ジャーナルの2018年2月14日発行号に掲載されていることを知りました。
加工食品という言葉はあまりにも大きな範囲を示しますが、今回報告された調査の中では、加工食品の中でも種類を分けて定義されています。
一般的なパン屋さんなどで売られているいわゆる鮮度が高いパンや、チーズ、野菜や果物だけが新鮮な状態で缶などに入れて売られている加工食品についてはレス(Less)加工食品として定義され、一般的に保存期間が長く日持ちしたり、糖分や塩分、脂肪分、防腐剤などが多く含む加熱された多くの食べ物や飲み物はウルトラ加工食品と定義されていました。

調査報告の内容:
今回調査の報告の主な対象となったのは、加熱や加工度合いが多く、添加成分が多い食べ物や飲み物で保管期間が長いウルトラ加工食品についてでした。
調査は5年間にわたり、フランス国内の中年にあたる男女105,000名にアンケート調査を実施して、分析をおこなった内容でした。
ウルトラ加工食品から自然界の食べ物や飲み物までをレベル分けをしてグループ化し、主に加工度合いが重視されたグループ分けだったようです。
報告の中で、ウルトラ加工食品における消費のすべての割合で10%の増加毎に、一般的ながんのリスクが12%程度増加することや、乳がんのリスクが11%程度増加する可能性が指摘されています。
調査報告では、ウルトラ加工食品の食べ物や食事とガンのリスクの因果関係について何も報じていないものの、調査の結果として加工食品を含む食べ物や食事を増やすことは、何らかのがんの原因にもつながる可能性が考えられることを留意しながら、食べ物あるいは食品、食事の内容を考えることをおすすめしています。

わたしたちの口に入れる食べ物や食品、食事については私たちの健康を35~65%程度左右している可能性が伝えられています。
35~65%というと随分と幅の広い数字になりますが、それは報告されてきた内容によっても差が出ていることを意味しています。
ただし、留意しておきたいのは、私たちが考えがちな遺伝的な要因は8~13%程度しか考えられていないことや、食べ物や食事が健康を左右する一番大きな要因ともいわれているだけに、いかに食べ物や食事ががんになる可能性を上げたり因果関係にあるだけではなく、健康や病気を大きく左右するかということを教えてくれている報告書なのかもしれません。

 

情報源:

ハーバード・メディカル・スクール

ハーバード・ヘルス・パブリッシング発行ヘルス・レター

Eating highly processed foods may raise cancer risk

2018年5月号

アクセス日:2018年10月23日

 

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